ホームレス殺害の硬式野球部員、朝日大学のヤバすぎる地元の評判とは?
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野球少年が投げたのは、ボールではなく石だった──。岐阜県で、複数の少年がホームレスの男性を執拗に追いかけ、投石や暴行を続けた挙げ句に殺害する事件が発生。逮捕された5人のうち2人が、地元・岐阜県瑞穂市の朝日大学の硬式野球部員だったことが判明し、鬼畜にも劣る所業に対して激しい怒りの声が上がっている。
事件が発生したのは、3月25日のこと。岐阜市内の路上で81歳の男性が倒れているのが発見され、病院に搬送されたものの、その後死亡した。男性は60代の女性と共に橋の下で暮らしていて、これまでにも様々な嫌がらせを受けていたという。週刊誌記者はいう。
「亡くなったホームレスの男性は、すでに幾度となく投石などの被害を受けていて、少なくとも4回、警察に通報や相談をしていましたが、当日も少年らに襲われました。男性は女性を逃げるように促して犠牲となっており、命からがら生き延びた女性は、少年たちが『今日は許さんぞ』と言っていたと証言しています」
逮捕者を出した朝日大学は、HPで学生2名が同大の学生であること、さらに硬式野球部の部員であることを認めるコメントを発表。野球部の無期限活動停止や、監督の辞任届を受理したことを明らかにしたが、同大はここ数年、学生による警察沙汰が相次いでいる。岐阜県西濃地方出身で、一帯に広い情報網を持つジャーナリストはいう。
「朝日大学は学生数が約2500人という小規模大学ですが、2017年には歯学部の学生が飲酒運転で当て逃げをして逮捕、2016年には同じく歯学部の学生が児童福祉法で逮捕されています。さらに2011年には、ホッケー部に在籍する双子の選手が、それぞれ別の事件で逮捕される事件が発生。兄が恐喝、弟が強盗で同じ日に逮捕されるという珍しい事件は、地元で大きな話題となりました」
大学名を汚すような事態が頻発する事態に、朝日大学の関係者は頭を抱えているに違いないが、教育関係者の間でも朝日大学は“伝説”を残している。大学受験雑誌のベテラン編集者は、今から30年以上前の珍事を振り返る。
「朝日大学は元々、『岐阜歯科大学』という名前でしたが、1980年代に文系学部を増設し、校名変更を検討。『日本科学大学』という名前で文部省(当時)に申請しましたが、“理工系の学部が無い”という理由で却下されました。校名変更が却下された例など、後にも先にも聞いたことがありません。歯学部は50年近くの歴史がありますが、国家試験の合格率は全国平均を遥かに下回っており、最低修業年限の6年で歯医者になれるのは半分以下です。文系学部はいわゆる“Fラン”、歯学部もレベルはそれほど高くありません」
朝日大学の建学の精神は、「国際未来社会に貢献し得る人材の育成」だそうだが、朝日大学に朝日が上るのは果たしていつの日か……。
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