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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 石破氏「次期総理は自分だけ」
週刊誌スクープ大賞

石破茂元幹事長に会うと安倍政権のコロナ対応を猛批判した「次期総理は自分しかいない」

 お次は、どうでもいい話を1本。文春が、女優の剛力彩芽が、別れたはずの前澤友作ZOZO前社長と復縁していたと報じている。

 4月19日に、都内の会員制のレストランで、2人仲良く食事をして、護衛付きのワンボックスカーで友作の自宅へと帰っていったというのである。

 剛力は友作と別れて、7年ぶりに映画やドラマ、舞台が決まったという。それなのになぜ? 女というものはそういうものなんだ。ダメな男ほど、離れられないものなんだ。そういってはみるが、なぜなんだろう。女はいつまでたっても謎である。

 さて、アビガンという抗インフルエンザ薬が、新型コロナウイルス肺炎に効くという声が出ている。

 だが、なぜか、厚労省が熱心でないと新潮が報じている。

 その理由は、妊婦や子供をもうけたい男性に、副作用が出ることを恐れているというのである。

 だが、新潮がいうように、そうした可能性の少ないか、またはないような人に使えばいいと、私も思うのだが。

 文春は、安倍首相は「妻も政府も制御不能になっている」という特集を組んでいる。

 この非常時に衆院厚労委員会で、自分の妻が、大分県の宇佐神社を参拝した件を問いただされ、「私が不要不急の自粛を呼びかけたのは3月28日で、妻が神社に参拝したのは3月15日だから、問題はない」という苦しい弁明をしなくてはならなかったこと自体が、「異常事態」である。

 さらに、減収世帯へ30万円給付するという“目玉の経済対策”が、自民党から異論が出て、それに公明党が乗り、ひっくり返されるという前代未聞の事態も起こった。

 文春によれば、最初に行動を起こしたのは、安倍が可愛がってきた稲田朋美幹事長代行だったという。当然ながら安倍は、党も閣議決定をしているのだからと、ものの5分で追い返したそうだ。

 だが稲田は二階幹事長に泣きついた。二階はそれを受けて記者団に、「一律10万円の給付を政府に強く申し入れる」と発言。慌てたのが公明党の山口代表で、支持母体の創価学会から、「次の選挙では自民党を応援しない」という声まで出て、翌日の15日朝、安倍に直談判に行き、「連立離脱も辞さない」と迫ったそうだ。

 だが安倍から、「どうぞ」といわれ、山口は、「もう公明党代表として立っていられません」と泣き落とし、安倍から「検討する」という言質を取ったという。二階発言からわずか15時間で、方針を変えてしまったのである。

 これも文春情報だが、この裏には、最近、今井尚哉秘書官のいうことばかり聞いて、自分をないがしろにすると腹を立てている菅官房長官が、親しい公明党を裏で焚きつけたのではないかという見方もあるそうだ。

 さらに、党の若手議員連盟の安藤裕会長が、政府の経済対策を「百点満点で十点」とこき下ろしたそうだ。コロナ感染を契機に、安倍官邸の独りよがりのやり方に、党内外から、「安倍おかしいよ」という声が噴出してきて、倒閣運動にまで広がりそうな勢いである。

 文春は、3月27日、昭恵が宮崎空港にいたという目撃情報があると書いている。彼女は以前から高千穂がパワースポットだと気に入り、決まった旅館に泊まるという。

 文春が旅館関係者に問い合わせると、「女性2人で泊まった」と答えたが、旅館の社長に正式に取材を申し込むと、「最近は来ていない」と否定した。何やらきな臭い。もしこれが事実なら、安倍は、妻の不祥事で首相の座を追われた初めての宰相になるかもしれない。

 報道ステーションの富川悠太アナが退院したようだ。テレビ朝日側は、日を置いて復帰させる意向らしいが、可哀そうないい方になるが、ジャーナリストとして恥ずべき失敗をやらかした富川は、半年から1年の「謹慎」くらいはさせないと、視聴者からそっぽを向かれるのではないだろうか。

 大麻で逮捕された芸能人に対して、批判を口にすれば、「お前にそんなことがいえるのか」という声が飛んでくるに違いない。こうしたことをいうのも、彼のジャーナリストとしての資質を惜しむがゆえである。

 ところで、森友学園の文書改ざんで自殺した赤木俊夫の遺書をスクープした相澤冬樹が、今週は、赤木の義母たちにインタビューしている。

 赤木は彼女を慕い、自殺する前日も電話をかけ、「明日は仕事じゃないんじゃ。検察じゃ」と話していたそうだ。

 彼女は、翌日、関西方面に旅行に出かけ、帰宅間近に、亡くなったことを知った。

「かわいそうで、しょうがない。私は最初から『トッちゃん(赤木のこと=筆者注)は殺されたんじゃ』思って。財務省が殺した。葬儀の時『助けてあげられなかった』と謝りました」

 そして我慢していた思いがあふれ出し、こういったという。

「財務省の中へ鉄砲持って入りたかった。片手じゃなく両手に持って。そんなことを思うくらい、憎くて、仕方ない……」

 人を殺していいわけはない。だが、こうした覚悟を、日本人一人一人が今、持つべきではないのか。下のものにやってはいけない仕事をさせ、その人間が苦しみ、自殺しても、知らん顔して出世していく人非人のような連中を放置しておいてはいけない。

 幸い、公文書改ざんの真相解明のための再調査を求める署名が30万人を突破したそうだ。かすかだが希望の灯が見える。

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