櫻井翔、菊池風磨、那須雄登……「高学歴ジャニーズ」はなぜクイズに弱い?
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Snow Man阿部亮平も大活躍かと思いきや……
また、ジャニーズに詳しく、自身が漢字検定準1級を持つ記者は言う。
「『高学歴ジャニーズ』といわれる人は、AOなどを除くと、今回の那須くんや、明治大学理工学部に一般入試で入ったHey! Say! JUMP・伊野尾慧くんのように、理系の人が多い印象です。でも、クイズ番組では、漢字や文学史、歴史等の文系知識を問うものが多いですよね。特に漢字問題は、2級までは高卒レベルで、勉強がそこそこ得意だった人、本をたくさん読んでいる人であればある程度わかる問題ばかりなんですが、準1級からは完全に趣味、マニアの領域。まして一般人と違い、子どもの頃から仕事をしてきたジャニーズの場合、暇な時間などおそらくあまりなく、幼少期から蓄積された読書量が少ないために、漢字がウイークポイントであるケースが目立ちます。
ですから、『インテリジャニーズ』を売り込みたいのなら、知識を問う番組ではなく、もう少し理系の人が活躍しやすい、ひらめきや頭の回転の速さを問う問題が出題されるクイズ番組に絞って出したほうがよいのではないでしょうか」
ちなみに、クイズ番組で無事活躍できている「高学歴ジャニーズ」といえば、Snow Manのメンバーで、上智大学大学院理工学研究科卒の阿部亮平が思い浮かぶ。
彼は難関の気象予報士試験にも合格しているほか、クイズの研究にも余念がなく、1月24日放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)では、番組史上2人目となる全問正解を達成、見事300万円を獲得していた。
しかし、そんな彼すらも、同番組の最終問題が「冬の大三角形」を問う易しい内容であったことから、一部では「簡単すぎる」「ジャニーズだから忖度か」などという批判にさらされてしまっていた。
剛腕を振るう滝沢秀明副社長の営業力は確かにすごい。しかし、冒頭の那須雄登のように、未来ある若いジャニーズが不要なバッシングを受けることを避けるためにも、クイズ番組に「高学歴ジャニーズ」をプッシュしまくる作戦については、番組や人選をもう少し考えたほうがよいのではないだろうか?
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