白石麻衣の乃木坂46卒コン開催は1年後? コロナ禍で卒業を阻まれるアイドルたち
#白石麻衣
音楽業界に打撃を与え続ける新型コロナウイルス。数多くのコンサートが中止・延期となる中、グループから卒業できなくなるアイドルが続出している。
AKB48の峯岸みなみは、当初4月2日に横浜アリーナで開催されるコンサートで卒業する予定だったが、同公演は延期。そのまま卒業時期は未定となっている。
乃木坂46の白石麻衣は3月25日に発売されたシングル「しあわせの保護色」の活動をもってグループを卒業すると発表されているものの、具体的な活動終了のタイミングや卒業コンサートの有無は明らかになっていないままだ。
また、ハロー!プロジェクトでは、6月頭に予定していたJuice=Juice宮本佳林とアンジュルム船木結の卒業コンサートがそれぞれ中止。2人の卒業も延期という形となり、今後の具体的な日程は未定のままだ。
「峯岸の卒業コンサートはあくまで延期、ハロプロも卒業時期を延期しているということで、あくまで卒業コンサートは実施する方向。白石についてはコンサートを開かずにそのまま卒業する可能性もありますが、グループを牽引してきた功労者ということで、花道を用意しないというのは考えにくい。いずれも、新型コロナが終息したのちに、何らかの形で卒業コンサートを開催するつもりでいると思います」(芸能事務所関係者)
しかし、いつになったら卒業コンサートが開催できるのだろうか? 現場では悲観的な声も聞こえてくる。イベント関係者はこう話す。
「現時点では、コンサートが開催できるようになるまでの見通しはまったくない。多くのアーティストは6月くらいまでのコンサートを中止・延期としていますが、業界内では“少なくとも夏までは無理”という意見が多い。それどころか、“年内も難しい”との認識で動いている関係者も多いです」
仮に新型コロナウイルスの感染拡大が終息し、コンサートを開催できるようになっても、会場確保の問題が生じてくるという。
「コンサートをやりたいアーティストは山ほどいるわけで、会場の争奪戦になることは間違いない。しかも、アリーナやドームクラスの会場だと、制作にも時間がかかるから、半年から1年先に会場を押さえるのが基本。それこそ、白石などは、東京ドームなどの最大規模の会場となるでしょうが、“早くても1年後にできればいい”くらいの状況だと思います。
あるいは、日程などをあまり気にせず、できるだけ早く開催できる日を押さえるという方法もありますが、そうすると、コンサートの中身を作り上げるのが難しくなる。演出がショボくてもいいならそれもアリでしょうが、白石は功労者ですからね。内容の伴った卒業コンサートにするはず。そういう意味では、運営サイドも余裕を持ったスケジュールを想定していると思います」(同)
そして、女性アイドルたちの卒業とともに気になるのが、2020年末をもって活動休止を発表している嵐の動向だ。こちらも5月15・16日に予定していた新国立競技場でのコンサートが延期となった。
「嵐についても、盛大な花道を用意するのであれば、年内のコンサート開催は難しいかもしれない。ラストコンサートなしでの活動休止という可能性もあるでしょう。ただ、芸能活動を休止したいと望んでいる大野智さえ納得すれば、活動休止時期をずらすという展開もありうるとは思います。嵐の動向は、大野次第では」(芸能記者)
人生の次なるステージへと進むことを決心したアイドルたちだが、もう少し“アイドル人生”を歩むこととなりそうだ。
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