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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > JO1落選組が掟破りのデビュー

JO1落選組「ORβIT」が掟破りの無断デビュー! 過去にもあったアイドル界の“引き抜き疑惑”

ORβIT公式サイトより

 韓国発人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』合格者で結成された男性アイドルグループ・JO1が現在ブレイク中だが、同オーディションの落選者によって別グループが結成され、物議を醸している。

 その別グループとはORβIT(オルビット)という7人組。全員が『PRODUCE 101 JAPAN』のオーディションに参加しており、JO1に選ばれなかったメンバーたちで構成されている。しかし、4月23日発売の「女性セブン」(小学館)が報じたところによると、ORβITは『PRODUCE 101 JAPAN』企画運営の吉本興業に無許可で結成されたものとのこと。同オーディションのスタッフだった人物が7人を引き抜く形でプロジェクトが始動したというのだ。

「オーディション運営サイドの許可なく、候補者を引き連れてグループを結成するのは、タブー中のタブー。日本の芸能界のルール的には絶対にあってはならないことです。業界全体から干される可能性も高いのでは」(レコード会社関係者)

 オーディションにおける“引き抜き行為”は過去にもあったのだろうか? ベテラン芸能記者はこう話す。

「引き抜きが疑われるようなケースはいくつかありました。代表的な例でいうと、モーニング娘。の8期メンバーオーディションです」

 2006年に開催された同オーディションでは、光井愛佳がだた1人の合格者となり、モーニング娘。に加入した。

「このオーディションはテレビ番組でも密着されていたんですが、その中で“最有力”とされていたのが増田絢美という候補者です。実際、最終審査にまで進んだんですが、なぜか落選。その直後にエイベックスのオーディションに合格していたことが発覚し、モー娘。オーデから引き抜かれたのではないかと噂されていました」(同)

 この候補者は12年に、「ayami」名義でアニソン歌手としてエイベックスからデビューする。

「状況的には“引き抜き”に見えてもおかしくはないものの、モー娘。が所属するアップフロントとエイベックスは良好な関係を続けているし、ルール違反があったとは思えない。おそらく同時期に両方のオーディションを受けていて、最終的にエイベックスのほうを選んだというだけでしょう。でも結局、増田はデビューできたものの、あまり結果が出なかった。モー娘。に入っていたら、また違う未来が待っていたかもしれませんね」(同)

 モー娘。のオーディションでは、もうひとつ引き抜き疑惑があった。11年の10期メンバーオーディションでのことだ。

「合宿審査進出者の中に、その後HKT48の2期メンバーとなる田島芽瑠がいたんです。しかし、合宿後の最終審査に田島の姿はなく、後にHKT48に加入したことで、“合宿審査後に引き抜かれたのでは?”と囁かれるようになりました」(音楽業界関係者)

 HKT48の2期メンバーオーディションが開催されたのは、モー娘。10期オーディション終了後のこと。モー娘。になれなかった田島が、HKT48のオーディションで雪辱を果たしたという形だ。

「モー娘。のオーディションで合宿まで行ったという事実が、HKT48オーディションで有利に働いた可能性は高いですが、HKTサイドがオーディションを見て田島を引き抜いた可能性は限りなくゼロ。HKTサイドだって、引き抜きが業界内のタブーであることは重々承知しています。そんなことをやるわけがない」(同)

 どうやら、“オーディションにおける引き抜き”というケースは、めったにあるものではなさそうだ。そういう意味ではORβITは相当レアなケース。果たしてタブーを犯したORβITが、日本の芸能界で活動することはできるのだろうか?

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/04/25 18:00
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