『沼にハマってきいてみた』サバンナ高橋が実践！　家の中でできるZoom遊び

　4月20日の『沼にハマってきいてみた』（Eテレ）は、「おうちでできるもん沼」と題した緊急生放送が行われた。家の中でできるいろんな楽しみを提案する特別編である。

　番組が始まると、どうやらスタジオにいるのは番組キャラクターのぬっしーだけだとわかる。MCのサバンナ・高橋茂雄と桜井日奈子はテレビ電話によるリモート出演のようだ。今回の沼ハマはテレワークである。

QuizKnockが教える”勉強が楽しくなるコツ”

　新型コロナ感染拡大防止で多くの学校が休校状態になっている。番組は外出できずに自宅で過ごす学生たちの声を募って紹介した。

「中学3年生の女子です。吹奏楽部の夏の大会がコロナの影響で中止になってしまいました。中学最後の大会だったのでとても残念です」

「残り少ない高校生活、2020年の思い出が自宅待機になってしまいそうです」

「とにかく学校に行きたい！　学校の友だちが元気の源!!　友だちがとにかく大切なんだなあと思います」

　聞いているだけで悲しくなってしまう。なんとかしてあげたいのだが、結局は同情しかできないからつらい。

　そこで、番組は「学び」や「好奇心」をテーマに数々のコンテンツを生み出すウェブメディア「QuizKnock（クイズノック）」に協力を仰いだ。今回、彼らは”勉強が楽しくなるコツ”を教えてくれるらしい。なるほど、家にこもる毎日だからこそ普段できない勉強にチャレンジするのも悪くないだろう。

　まずは英語から。QKが解説してくれたのは、単語の上に付くことで意味を添える「接頭辞」についてだ。「possible」（可能な）の上に否定の意味がある「im」を付けたら「impossible」（不可能な）になるし、「large」（大きい）の上に「～にする」の意味がある「en」を付けたら「enlarge」（拡大する、引き伸ばす）になる。そういえば、「enjoy」（楽しくする）は、「joy」（喜び）の上に接頭辞の「en」を付けたという構造だ。接頭辞「en」のことは知っていたけれど、enjoyがen＋joyだなんて今初めて気付いた！　ただ問題を出すだけじゃなく覚え方まで説明してくれるから、QKの講義はすごく勉強になる。若い世代に話を聞くと、休校中にQKにハマった学生はすごく多いらしい。