江頭2:50に続き、渡辺直美が新記録を更新! 芸人YouTube最新事情
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中堅芸人がYouTubeやるならネタ動画?
その一方で、陣内智則や品川庄司、ココリコ遠藤など、テレビで人気の中堅芸人も続々とYouTubeに参入。カジサックの成功によって吉本興業はYouTubeのチャンネル開設にかなり積極的で、スタッフやノウハウも含めて、全面的にサポートしてくれるとあって、中堅芸人も気軽にチャンネルを開設できるようになっている。しかし、テレビのノリをそのままYouTubeに持ち込んでもなかなか再生回数が伸びない、という難しさがある。白武氏は、そんな中堅芸人にとって最大の武器は“ネタ動画”だという。
「東京03さんは早くからYouTubeにネタ動画をアップしていて、『エンタの神様』(日本テレビ系)などを知らない世代も見てくれるようになったとおっしゃってました。ライブに来るお客さんも若返っているとか。陣内さんのチャンネルでもネタ動画がアップされていて、開設から1カ月半で100万再生を超えるものもある。芸人さんにとってネタは最大の強みですよね。YouTubeにアップしていると、知らない世代にも届くのがメリットです」
そんな中、白武氏も作家として参加している「ジュニア小籔フットのYouTube」は、新しい試みだという。
「こちらは、ジュニアさんがほかの2組に声をかけて始まったYouTube企画なんですが、YouTubeをそこまで意識せず、編集もどちらかというとテレビに寄せていますね。これだけの面白い人たちが3組も集まればトークするだけで面白いですし、展開も速いので間を詰めたりする必要もない。座組みで成立するようになれば、テレビ番組と一緒になりますよね。たとえばジュニアさんとケンコバさんとか、フット後藤さんとチュート徳井さんとかいろいろな組み方ができ、いわゆる“テレビ的な座組み企画”がYouTubeでも広がっていくと思います」
しかし、芸人のYouTubeの場合、各事務所から、「コンビであっても集まってはいけない、収録するならリモートで」といったお達しが出ているため、コロナが長引けば、今後の企画にも影響を与えそうだ。
「グループYouTuberの場合は一緒に住んでいたり、家族みたいに生活しているので制約はありませんが、芸能人だとなかなか厳しいですね。今はまだストックがあるので、それを出していく感じですが、今後はZoomでビデオ通話しながらとか、お互いが撮ったものを見るとか、ひとりずつ撮っていくとか、手段は限られてきます。やりづらいですが、そこで何か新しいものを見つけられれば、チャンスだと思います。
逆に、テレビバラエティは厳しい状況だと思います。コロナの影響が長引けば、スポンサーが広告費を削っていかざるを得ない。これまでもそういう流れでしたが、広告収入以外の収益モデルやヒットコンテンツを見つけないといけません。テレビならではの大きな企画や、大勢の芸人さんが集まったバラエティができなくなる可能性もある。そうならないように、できることから頑張りたいです」
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