小泉今日子「汚らしさを具現化」とアベノマスクを鬼批判! “物言う女優”が政府に不満を抱く理由
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不倫騒動後、鳴りを潜めていた“物言う女優”小泉今日子が、反体制の旗を片手に再び唸り始めた。
小泉は22日、自身で立ち上げた制作会社明後日のツイッターアカウントを更新。毎日新聞サイトの「虫混入、カビ付着…全戸配布用の布マスクでも不良品 政府、公表せず」というニュースを引用しながら、「カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない」とコメントを述べ、アベノマスクを痛烈に批判した。
小泉といえば2018年に36年間所属していたバーニングプロダクションから独立し、女優業は休業すると発表。今回の政権批判も大手芸能事務所の検閲を受けることもなく、現在CM契約しているスポンサーもいないため、のびのびと主義主張を発信できるようになったということなのか……と思いきや「小泉さんは前から“物言う女優”でしたから通常運転だと思いますよ」と芸能記者は笑う。
「バーニングに所属していた頃から、誰もが恐れる周防郁雄社長にだって物怖じせす意見できた気の強い小泉さんですから、今回のアベノマスク批判もいつもの小泉節ですよ(笑)。俳優の豊原功補との交際が取り沙汰された時も、相手は妻子ある男性ですから『不倫』だ『略奪愛』だと騒ぎ立てられました。しかし小泉はどこ吹く風という感じだった。騒動の最中だというのに、豊原が主演する舞台の劇場入り口に立ち、まるで妻のように関係者らに挨拶してましたからね。普通、騒動が沈静化するまで隠れていようとか思うじゃないですか。小泉さんはとにかく肝っ玉がすわってますよ」(芸能記者)
女優業を休業して以降、小泉が取り組んでいた主な活動は舞台の制作・プロデュースだった。3月には今は亡き名プロデューサー・久世光彦のエッセイを原作にした朗読劇『マイ・ラスト・ソング』のプロデュースを手がけていたが、新型コロナウイルスの影響で公演を中止せざるを得なくなった。これを受け、演劇関係者は「小泉さんは演劇界の状況を肌で感じているからこそ、政治に不満を抱いているのではないか」と語る。
「エンタメ業界全体が大きな打撃を受けていますが、演劇界はすでに『明日解散しなくてはならないかもしれない』という状況に追い込まれてる劇団もある。そもそも音楽や映画と違って、演劇はいくら有名な俳優が出ていたとしても利幅が小さいんです。それでも国からの補償は多分得られない。プロデューサーとして現場に立つ小泉さんは演劇界のヤバい現状を身に染みて感じているんでしょう。だから黙っていられなくなったんじゃないでしょうか」(演劇関係者)
演劇界を襲う危機が小泉を突き動かしているのだろうか。影響力の大きい人間の発言は注目を浴びやすい。“物言う女優”が本領を発揮する時がきているのかもしれない。
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