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ジャッキー・チェンが香港・台湾からまたもや「ゴミ屑」認定! 「デス広告塔」の呪いを危惧する声も……

ジャッキー・チェンのインスタグラム公式アカウント

 昨年、香港で「逃亡犯条例」への反対デモが活発化していた際、中国寄りの発言をして香港や台湾で大炎上したジャッキー・チェンだが、またもやSNSへの投稿が物議を醸している。 

 台湾メディア「自由時報」(4月14日付)などによると、ジャッキーは3日、インスタグラムで「中国加油(頑張れ)!世界加油」という動画付きメッセージを中国語と英語で投稿した。それに対し、中国人ファンからは「ジャッキー兄さん、ありがとう」「感動した、中国頑張れ!」などの感謝コメントが多数寄せられたが、一方で「彼が誰かを死なせる!」「彼の一言が災いをもたらす」といったコメントもちらほら見られた。これは、ジャッキーに「デス広告塔」という不名誉な称号があるからだ。

 世界的スターのジャッキーはこれまで数々の商品の広告塔を務めてきたが、期待する広告効果はほとんど得られていない。ファミコンもどきの中国産ゲーム機「小霸王」は、ジャッキーがイメージキャラクター就任直後に倒産。CM出演したビデオCD機(CD-ROMに動画や音声などを記録し、再生する機器)メーカー「愛多」は、創業者の胡志標氏が○○で逮捕され、2000年までに会社が倒産した。また、長年広告塔を務めた三菱自動車は、軽自動車の燃費偽装問題をきっかけに日産自動車が筆頭株主になっている。これらはほんの一例だが、こうした黒歴史があるだけに、彼らはジャッキーが中国や世界を応援していることに不安を感じているのだ。

 一方、香港や台湾での反応はかなり異なる。同紙の記事には「彼はゴミの中でも最も価値のない屑」「こんな虫けら報道しないでくれ」「武漢肺炎を宣伝してくれてありがとう。これで中国は終焉する」などといった強い批判や皮肉たっぷりのコメントが殺到した。

 世界のためにも、今回は「デス広告塔」が起動しなければいいが……。

中山介石(ライター)

1970年、神奈川県横浜市生まれ。日本の食材をハンドキャリーで中国に運ぶ傍ら、副業として翻訳・ライター業に従事している。

なかやまかいすけ

最終更新:2020/04/27 20:00
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