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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 「かかりつけ医」持つには?
それゆけ!勝手にしらべ隊

「かかりつけ医」って、どう見つけるの?

かかりつけ医は内科を選ぶ

 また、医療ジャーナリストB氏は言う。

「確かに、かかりつけ医は、何か契約などがあるわけではありませんので、医師のほうでそう思っていないこともありますよね。その場合は、面倒でも、自分から『私がいつも通っているのはここだけ』『先生がかかりつけ医だと思っている』ということを直接伝えてしまうのもいいと思います」

 さらに、探し方については、こうアドバイスする。

「まだ病気などがはっきり見えていない状態で診断するのは内科なので、できればかかりつけ医は内科医を選ぶのがいいでしょう。ちなみに、多数の診療科名を掲げているところで、その中に『外科』が含まれている場合は、おそらく外科医が専門だと思われます。また、かかりつけ医は、専門領域を持っている医師よりも、全般的な幅広い知識があり、患者とのコミュニケーションがしっかりとれて、なおかつ、自身がわからないことは勉強してくれたり、調べてくれたりする熱心な医師がいいですよ」(同)

 さらにB氏は理想的な条件として、「特定の大学病院だけでなく、症状・病気などによって複数の大学病院などと連携してくれるところ」「今後、長い付き合いになるので、自分より長生きするであろう下の世代の医師」などのポイントを挙げてくれた。

 いざというときに相談できる医師がいないと、心細さを感じるもの。今は医療機関への不要不急な受診は避けなければいけない時期だが、将来的にいい「かかりつけ医」を持つために、まずは近隣の医療機関の情報を集めてみるところから始めたい。

(文=田幸和歌子)

 

最終更新:2020/04/24 10:37
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