梅沢富美男の政治批判に「よく言った!」一方、サンドウィッチマンは好感度に陰り…コロナ禍で得する人損する人
#テレビ #サンドウィッチマン #ミヤネ屋 #坂上忍 #梅沢富美男 #伊達みきお #新型コロナウイルス
新型コロナウイルス感染拡大のニュースが毎日のように流れる中、タレントたちの政治的発言が増えている。
4月21日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)では、コメンテーターとしてリモート出演した梅沢富美男が、政府の10万円特別定額給付金政策に言及。「(政治家たちは)お殿様気分でいるんだったらいればいい! じゃあ下々に一回降りてきてどんな生活をしているのか、どんな暮らしをしているのか、テメエの目でちゃんと見ろ」と語気を強め、「手あげた人に10万円くれるって失礼じゃないですか」「あんたたちの給料は俺たちの税金ですよ。それをあんた自分の金みたいに言って」と猛烈に批判、司会の宮根誠司も止められないほどヒートアップした。
これに対し視聴者からは、「おっしゃる通り」「忖度なしに正々堂々と意見できるのは立派」と大反響を呼んでいる。梅沢といえば、バラエティ番組で女性芸人をブス呼ばわりしたり、社会的ニュースに的外れなコメントをしたりと、これまで幾度となく炎上してきた。一部では「老害」などと揶揄されることも多かったが、ここにきて梅沢の奔放なキャラクターが好転したようだ。放送作家のA氏はこう分析する。
「梅沢さんは昭和気質の頑固ジジイキャラで、これまではそれがマイナスに働くことも多かった。しかし、今回はあのべらんめえ口調が視聴者に刺さったんでしょうね。最近だと、坂上忍さんなんかも強い言葉で政権批判を繰り広げて、一定の支持を得ているようです。
だけど実はこの人たち、特段に強い政治信条があるわけじゃないと思います。梅沢さんも坂上さんも単純に『怒り』を売り物にして稼ぐ人なんですよ。右も左も関係なく、自身の“粗暴なキャラクター”を最大限に生かし、ただ『怒ることができる方向』に向いて意見を述べてるだけ。
こういう人たちが持て囃されるようになるということは、すなわち視聴者も日々の生活や社会に対してストレスを溜めている証左なのかも。梅沢さんや坂上さんが喚くことで『自分の怒りを代弁してくれた!』って気分になるんでしょう。となるとコロナ禍の混沌が続くほど、芸能界の“老害オジサン”たちは生き生きと暴れまわるかもしれないですね(笑)」(放送作家A氏)
一方で、これまで好感度が高いことで知られていたサンドウィッチマン・伊達みきおの政治的発言が、批判にさらされている。
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