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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 危険にさらされ続ける記者たち

新型コロナ禍で危険にさらされ続けるスポーツ紙のギャンブル担当記者の苦悩

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各スポーツや芸能のイベントはほぼ開催されていないため、大ダメージを受けているのがスポーツ紙だ。

「本来ならば、プロ野球が開幕している時期なので連日大々的にプロ野球を報じていればよかったが、開幕の見通しさえ立たない状況。メインの記事といえば、スポーツ選手や芸能人の誰々がコロナに感染したとか、誰々がおうちでの楽しみ方を動画で配信したとか、そんな記事ばかりで売れるはずがない」(スポーツ紙デスク)

 そんな中、無観客での開催ながら“平常運転”しているのが、各種公営競技の競馬・ボートレース・競輪・オートレース。各スポーツ紙は以前と変わらずに予想やレース結果に関する記事を掲載。週末の競馬の大きなレースは一面を飾ることがほとんどだ。

「無観客で開催はされているものの、原稿を書くには記者は“リモートワーク”というわけにはいかない直接現場に足を運ばなければならず、感染拡大の渦中だけに常に危険にさらされている。おまけに、自分たちが感染元になってしまえば多大なる迷惑をかけてしまうので、気を使いすぎて倍は疲れている」(スポーツ紙記者)

 今のこの現状では、戦場の最前線に送り込まれているようなものだ。

「どの競技でも、『あの選手がヤバそう』という情報はあるが、各レースの協会はおそらく、感染しても公表する気はないのでは。もし、感染している選手を特定できても、それを書いたらその競技界隈を“出禁”にされることは確実。特に、読者に人気の競馬と、広告の出稿量が多いボートレースから締め出されたら大ダメージを受けてしまう」(同)

 各社とも記者たちに“危険業務手当”を付加してあげたほうがよさそうだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/04/23 12:12
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