欅坂46、“パン職人”激怒事件にMC土田晃之とハライチ澤部佑の責任問題が浮上
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19日深夜に放送された欅坂46の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)が、ある騒動を招いている。
この日の放送回は、メンバーの渡辺梨加と長沢菜々香が山梨県のパン屋で修業する企画。店のオーナーは他番組にも出演したことがある有名パン職人で、厳しいことでも知られる人物。オーナーは渡辺と長沢に対して、「アイドルだからと言って甘えない」「パン職人としての自覚を持つ」「大きな声で返事をする」と約束事を提示したが、2人は全く返事ができず、激怒したオーナーは修業をストップしてしまう。
その後、反省した2人はオーナーに謝罪し、何とか修業を終えたのだが、これに腹を立てたのが欅坂の一部ファン。件のパン屋のレビューサイトにクレームを書き込み、低評価を付けるという暴挙に出たのだ。
「番組に請われて出演したオーナーとしては、風評被害と言うしかありません。ただ、渡辺と長沢は欅坂メンバーの中でも極度の人見知りで、コミュニケーション能力に難があるため、番組スタッフとしてはオーナーを激怒させることは予想していたはず。オーナーにも遠慮なく怒ってくれと、事前に伝えていたと思います。全ては想定内の“プロレス”ですよ。しかし、渡辺も長沢もデビューして5年にもなるのに返事ひとつマトモにできないのは、芸能人としても社会人としてもマズいですね」(芸能ライター)
もっとも彼女たち2人に限らず、冠番組での欅坂メンバーにやる気や覇気が欠けているのは、よく指摘されるところ。アーティスト気取りのメンバーらがバラエティ番組を低く見て、真剣に取り組まないのが原因とされるが、元凶は『欅って、書けない?』のMCを務める土田晃之とハライチの澤部佑にある、との声がもっぱらだ。
「アイドルグループの冠番組のMCは、例外なく芸人が務めます。芸人ならば、右も左もわからないデビューしたてのアイドルをイジって個性や面白さを引き出し、番組を成立させられるからです。そして、芸人MCにはアイドルの“教育係”という側面もあります。アイドルたちは冠番組を通して、芸人からバラエティ対応や礼儀作法など芸能界における処世術を学ぶんです。しかし、土田も澤部も芸人MCに求められる役割を何ひとつ果たせていません。渡辺と長沢のように返事ができないなんてことは、設楽(統)だったら絶対許さないでしょうね」(同)
設楽統と日村勇紀のバナナマンは、10年近くにわたって乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)のMCを務めている。バナナマンは、乃木坂メンバーのおかしな挙動や言動を確実に拾い、そして的確にイジるという絶妙な司会ぶりで、同番組を乃木坂ファン以外の観賞に耐え得るものにしている。バナナマンは“公式お兄ちゃん”として、乃木坂メンバーからの絶大な信頼を得ている一方で、設楽は番組内で睨みも効かせている。
「前身番組の『乃木坂って、どこ?』時代、メンバーがテーマに沿った写真を持ち寄り、トークを展開する企画があったのですが、設楽は写真を用意できなかった井上小百合を責め立て、本番中に泣かしてしまったことがあります。もちろん設楽にとっては、自身のドSキャラを生かした笑いの範疇内での出来事だったかもしれませんが、半ば本気とも受け取れました。また、雛壇に座るメンバーが立ち上がってリアクションする中、座ったままだったメンバーを名指しして、やんわり注意するようなシーンもありました。メンバーは設楽を“恐い”と思うと同時に、バラエティ番組に取り組む姿勢を学んだと思いますよ」(同)
もっとも恐いだけではメンバーが萎縮してしまい、番組は盛り上らない。その裏には信頼関係が必要だし、それを支えるのが芸人としての力量だ。
「結局、土田と澤部に欠けているのは、芸人としての力量なわけです。特に土田は酷くて、若い欅坂メンバーに理解できないような古臭いボケを連発して失笑を買っています。そもそも土田の芸風というのは、雛壇で他の芸人が大きなリアクションをする中、仏頂面で普通のことを言うだけですからね。辛口コメンテーターを気取るだけで、仕切りの能力もない。そして、澤部はそんな先輩の土田に気を遣って、中途半端な対応しかできません。澤部も相方の岩井勇気と組めば、持ち味を発揮できると思うのですが。いずれにせよ、メンバーはMC2人をすっかりナメ切っていますよ。冠番組でやる気を見せず、内容がつまらないのも当然かもしれません」(同)
番組テコ入れと欅坂メンバーの成長のためにも、まずは土田のMC降板が急務と言えそうだ。
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