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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > サイバー藤田社長のワンマンぶり

NHK『100カメ』AbemaTV企画をバシバシ却下する藤田晋社長のワンマンぶりをのぞき見!

「キメセク」というワードを堂々と放送するNHK

 続いては、平日夜の報道リアリティーショー『Abema Prime』を制作する報道局(テレ朝局内で稼働)にカメラが設置された。ここでは、ある1人の新米ディレクターのデビューの1日を追うようだ。今回、彼が担当するのはドラッグ問題である。

 それにしても、Abema Towersにあるオフィスと雰囲気があまりにも違う。番組のジャンルでこうまで変わるかと驚くほどである。もう、飛び交う言葉からして違った。

プロデューサー「なんで、薬物使ってセックスするってところをバチッて最初に立てないの? もっと細かく聞きたいじゃん、週に何回くらいヤるとかさ」

新米D「キメセクだけで薬物がやめらんないって感じじゃないじゃないですか、聞き取りしてったら」

 NHKでピー音なしに「キメセク」というワードが登場したことが驚きである。大麻よりヤバい薬物の名称もガンガン飛び交っているし……。

 この日、くだんの新米Dは先輩からダメ出しされまくった。つまり、ほろ苦いデビューだったのだ。しかし、後に「肛門日光浴? トンデモ医療との向き合い方」という特集で上司から高評価を受けたらしい。っていうか、「肛門日光浴」って何!?

 競合であるテレ朝系列のAbemaTVを紹介するわ、スレスレの会話を加工なしに放送するわ、すごい企画を通したものだと感嘆した今回の100カメ。なんだかんだ、NHKのこの番組が一番トンガリストなんじゃないか? という印象を受けた。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2020/04/20 13:45
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