南方先生の言葉は安倍首相より突き刺さる!? 『JIN-仁』の「コロリ再放送」が大反響
#ドラマ #JIN-仁
この状況下、各局の番組制作がストップ。放送スケジュールの大幅変更を余儀なくされている。その穴埋めに使われているのがドラマの再放送だ。
「中でも世間の関心の高さがうかがえるのが、山崎賢人主演の『グッド・ドクター』(フジテレビ系)、綾野剛主演の『コウノドリ』(TBS系)、石原さとみ主演の『Ns’あおい』(フジテレビ系)といった医療ドラマです。現実世界では医療崩壊を防ごうと、最前線では医者やナースが戦っている。そうした医療従事者たちへのリスペクトや、新型コロナウイルスへの意識を高めるためにテレビ局も意図的に医療ドラマを選んで再放送しています」(テレビ誌ライター)
そんななか、4月18日には大沢たかお主演で放送された『JIN-仁- レジェンド』(TBS系)が特別編として再放送され、視聴者をクギ付けにした。
「同ドラマは脳外科医の南方仁(大沢たかお)が江戸時代にタイムスリップするという物語。しかも、今回はコロリ(コレラ)が流行した江戸を南方先生が救う回が放送されました。コロリとコロナが名前が似ている上に、途中で国内感染者が1万人を超したという速報が流れたことで、今置かれている状況と重ね合わせた人も多かった。実際、病原体を広げない、触れた可能性があれば消毒、誤った情報を信じない、命を張り処置にあたってくれる医療従事者を支えるなど、学ぶべきことも多かったように思います」(同)
視聴者からは「江戸時代と今との共通点がありすぎ」「今のこの時期に見る仁の威力だな」「人々の協力無くして、伝染病・感染症には勝てないんだと思った」といった声が上がり、視聴者は改めて新型コロナウイルスとの戦いに気を引き締めたようだ。
「南方先生の『皆さんそれぞれがコレラを倒す方法を心がけることで、コレラを早くやっつける事が出来るんです!ご協力お願いします!』の言葉は心にしみましたね。安倍首相が言うより南方先生の発言のほうが国民への影響力が大きかったかもしれません」(同)
ドラマでの坂本龍馬のセリフよろしく、日本中が「夜が明けたぜよ」と叫ぶ日を待ちたい。
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