石田純一も!? イベント仕事消失で失業寸前の営業タレントたちに忍び寄る、怪しいステマ業者と闇営業
#石田純一 #新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの影響が芸能界にも及んでいる。芸能人もロケや収録の中止で活動を自粛せざるを得ない状況となっているが、テレビに出演するような人気者はまだマシで、イベントや営業をメインの活動にしている芸人やタレントたちはもはや失業寸前だ。
「一発屋と呼ばれる芸人の多くは営業がメインの活動です。たとえば、テツandトモくらいになると数時間の営業仕事でギャラが20万円近い場合もあり、テレビ出演をしていた頃よりも実入りはいい。芸人以外でも、元AKB48メンバーや加藤茶なども地方のパチンコやイベント営業でかなり稼いでいました。
しかも、今年4月に施行された改正健康増進法による禁煙化で窮地に陥っていたパチンコ業者が、客寄せのために今年の夏まで毎週のようにタレントの来店イベントを企画していたんです。とくに人気だったのが、石田純一と諸星和己、清原和博だと聞きます」(広告代理店関係者)
しかし、そんなパチンコバブルも、新型コロナ騒動ですべての仕事がキャンセルになってしまったという。
「営業関連で稼いでいたタレントは4月の収入はゼロに近いでしょう。営業系はキャンセルの補填もないですし、キャンセル料の発生する自治体のイベントも今回は保険が下りない場合が多く、キャンセル料は支払われていないようです。結婚式の余興はご祝儀までもらえるため普段はいい小遣い稼ぎになるのですが、いまは式自体が中止や延期なので需要もナシ。一発屋として名が売れている某芸人なんて、来年の税金納付が怖いからと深夜の工事現場でバイトを始めたそうですよ」(民放関係者)
そんな窮地の芸能人に、魔の手が伸びているという。外出自粛の”巣ごもり消費”でネット通販の需要が高まるなか、売り上げも好調な、怪しいダイエットサプリや情報商材の販売をする業者だ。
「どうやら新型コロナ騒動で廃業寸前の地方のイベント会社や広告代理店がリストを転売したようで、怪しい業者が一発屋芸人やパチンコ営業が多かったタレントに直接コンタクトを取り始めているようなんです。ブログやSNSでPRをすれば、ひとつの商品で数十万円のギャラを払うというもので、いわゆるステマの営業仕事です。
元アイドルや芸人などに話がいっているようで、たとえばコロナの感染が発表された石田純一は、奥さんが元アスリートということもあって、かなりの高額でサプリの話が持ちかけられていたみたいですよ。ただ、名の通った広告代理店が持ってくるしっかりとした商品でなく、売るだけ売って会社ごと消滅させるつもりの危険なサプリや健康商品ばかりで……」(前出の広告代理店関係者)
さらにタチが悪いのが、半グレなどの反社勢力が運営をしている情報商材のステマの誘いだという。
「貸し会議室などでタレントの宣伝動画を撮影し、その映像をネット広告などに使って『このメソッドなら必ず儲かる』と怪しい情報商材を売りつけようと企んでいるグループがいるようです。芸人やタレントには『会員限定の動画配信なので事務所にもバレない』と話を持ちかけて直接の営業をする、いわゆる”闇営業”です。最近事務所を辞めた某芸人や、元一発屋芸人など実際に撮影のスケジュールまで組んでしまった人もいるようで、これから社会問題化する可能性もあります」(同)
新型コロナウイルス騒動に便乗して儲けようとする悪徳業者は許しがたいが、この調子では芸能界の混乱も長引きそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事