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日刊サイゾー トップ > 社会  > リオのカルナヴァルに学ぶ希望
ブラジル・フォトルポルタージュ【後編】

巨大祭典「リオのカルナヴァル」から学ぶ、人種の多様性がもたらす希望とは?

ブラジルに学ぶヒント③「独立自由主義型の個人主義」

 常に独立した考えを持っているから組織や社会においても個人の権限が大きく、判断も早く、フレキシブルな社会性がある。自分で決断して生きているから行動が早い。結果的に政治、メディア、企業が作るプロパガンダにまんまと流されることなく、支配されにくい強さがある。

 最近の日本はイレギュラーなことを許さない、融通の利かない社会システムになってきていると感じたことはありませんか? 効率化を図っているという建前の裏で、個人性を省き、さまざまな判断が常に遅く間に合わない。さらには個人や社会の可能性を下げることが増え、特に有事にとても弱くなっているのではないでしょうか。

上下の写真はリオデジャネイロの世界的に有名なコパカバーナ海岸の同じ場所で撮影。外出自粛が発令されると、ブラジルの町や通りからパタリと人はいなくなった。それは政府による厳しさからではなく、個人の危機管理から

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