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高知東生、壮絶半生を赤裸々告白で芸能界の「更生支援キャラ」として露出急増

高知東生

 2016年6月に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反で逮捕され、懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けた高知東生。今年9月の執行猶予期間終了に向けて、メディア露出が増加中だ。今年に入ってから、「週刊朝日」(朝日新聞出版)、「週刊女性」(主婦と生活社)、「女性セブン」(小学館)などのインタビューを受け、薬物使用に至った背景や、自身の半生などについて語っている。

「父とされた人物が“任侠”の世界で生きる人物だったことや、母がその愛人だったこと、さらに、その母が自殺したことなど、かなり赤裸々に語っています。そういった青春時代を経て、上京後に薬物に溺れていったことについても、包み隠さず話しており、なかなか衝撃的な記事ばかりです」(出版関係者)

 さらに、依存症更生支援のためのイベントや、「ギャンブル依存症問題を考える会」のYouTubeチャンネルに登場するなど、様々な“更生支援”の活動にも積極的に取り組んでいる。

「ちょっと前までは、芸能界における薬物依存からの“更生支援”キャラと言えば、田代まさしさんでした。地上波番組に出演するなど、この分野の芸能人としてはかなり需要も高かった。しかし、そんな田代さんが今年2月に再び薬物で逮捕されたことで、“更生支援キャラ”の椅子が空いたわけです。ちょうどそんなタイミングで露出を増やしていたのが高知さん。今後、芸能界における“更生支援仕事”は高知さんに回ってきそうです」(メディア関係者)

 ここ数年、大物タレントの薬物事件が相次いでいる芸能界において、高知の存在は重要なものとなりそうだ。

「もちろん、芸能界でも薬物仕様が問題となっている今、薬物の恐ろしさを伝えるとともに、更生支援を促す人材は重要ですよ。経験者だから話せることも多いし、何より高知さんは話も上手いから、世間に伝わりやすい。これまで以上にメディア露出も増えるでしょうね。

 また、薬物で逮捕された芸能人の“復活の場”を作り出すという意味でも、更生支援は重要。たとえば、ピエール瀧さんや沢尻エリカさんなどは、業界内でもファンが多くて、できることならオファーをしたいという声もよく聞こえてきます。そういった貴重な人材を活かすという意味でも、芸能界的にはしっかり更生してもらわなければ困る。だからこそ、薬物使用者を排除するのではなく、しっかり更生させて社会復帰させることこそが大切だと伝える存在が必要。そういった点でも、高知さんの啓蒙活動に期待する業界関係者も多いと思いますよ」(同)

 薬物事件は再犯率も高く、更生するのはそう簡単なことではない。実際、田代まさしは何度も逮捕されており、更生支援キャラのはずが、自らの身をもってその難しさを証明することとなってしまった。高知にはそうならず、しっかりと更生することを願いたい。

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最終更新:2020/04/14 10:20
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