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日刊サイゾー トップ > 社会  > 歌舞伎町、夜の店が大ピンチ!

歌舞伎町案内人・李小牧氏が緊急現地レポート「3カ月後に生き残っている店は3分の1に!?」

ゴールデン街も閑古鳥が鳴く

近年は外国人観光客に人気だった新宿ゴールデン街にも、人影はほとんどない

「普段は外国人旅行者であふれ返っているゴールデン街も、人の姿がほとんど見られません。看板を出し、営業を続けている店舗もありますが、客が入っているお店はほとんどなく、閑古鳥が鳴いています」

 また、歌舞伎町で李氏自身が経営するレストランも、苦境に立たされているという。

「この2カ月で客足は大幅に減り、最近は客数がゼロという日も少なくありません。そのため、2月と3月だけで、すでに約200万円の赤字になっています。ただ、ウーバーイーツから来る配達の注文が少しずつ増えてきているので、調理師さんには出勤してもらって、料理の提供は続けています。それでも全体の売り上げは前年比の10%以下です。開店から13年目にして一番厳しい経営状況です」

 李氏は、「3カ月後に生き残っている歌舞伎町の店は、3分の1になるかもしれない」と指摘する。

(後編へ続く)

李小牧(歌舞伎町案内人)

1960年中国湖南省長沙市生まれ。88年に私費留学生として来日し、東京モード学園に通いながら「歌舞伎町案内人」として活動を開始。2002年『歌舞伎町案内人』(角川書店)がベストセラーに。15年に日本国籍を取得し、同年と19年の新宿区議会選に出馬するも落選。政界への挑戦は、ドキュメンタリー映画『選挙に出たい』として公開。

Twitter:@leekomaki

りこまき

最終更新:2020/04/13 14:00
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