安藤優子『グッディ!』老人に“8割削減”を当てはめる「接触実験」に失笑の嵐
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トンチンカンな実証実験に視聴者は呆れかえってしまったようだ。
4月7日に緊急事態宣言を出したことを受け、安倍晋三総理が強く国民に訴えたのは、人との接触を8割減らすこと。9日には、西村経済再生担当大臣が「今後携帯電話の位置データなどを分析し、2週間以内に8割削減の目標を達成できなければ、より強い措置に踏み切る」と語った。
昭和大学医学部客員教授・二木芳人によれば、直接触れ合うのはもちろんのこと、2メートル以内での会話や2メートル以内で30秒以上一緒にいる場合も「接触」と言えるという。
10日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、こうした状況や前提を一通り紹介した後で、「一日に何人と接触するか」を実験。都内に住む30代の主婦、80代の男性、60代の会社員の1日に同行した。
「結果、30代主婦は9人で印象としては7割削減、80代男性は8人で5割削減、60代会社員は92人で6割削減とそれぞれ大幅に減ったとのことでしたが、8割減らすのは難しいと口を揃えました。VTRを見たキャスターの安藤優子は、『そもそも、あまり外出しないとか人込みに行かないって人は、どうやってこれ以上減らせるんだろうとわりと悩むところもあるんですよ、実のところ』と、普段人に会わない人にまで8割削減を強いる論調でした」(テレビ誌ライター)
しかし、この実験に視聴者は目が点に。「もともと接触人数が少ないのならそれでいいだろうが」などといった声が上がっている。
「80代男性は8割削減だと3人にしか会えない、との結論には苦笑するしかなかったですね。それに、2メートル以内で30秒以上いることを『接触』としているのに、この実験ではエレベーターやスーパー、通勤時にすれ違っただけの人も2メートル以内に入ればカウントしていた。また、同行したスタッフは離れていたとはいえ、他の人と接触していたでしょうから、その点にも批判が集まっています。いずれにせよ、意味がある実験とは思えませんでしたね」(テレビ関係者)
中には「フジテレビさん、この時間ドラマ再放送してください」との声も聞かれたが、こうしたズレた企画は、世間の不安を増長させるだけではないだろうか。
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