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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 濡れ場が「接触濃厚」 で消滅

田中みな実、中島健人も…4月期ドラマの売りになるはずの濡れ場が「接触濃厚」 で完全消滅

田中みな実

 これまで視聴率に一喜一憂していきたテレビ業界だが、この春から新たな指標が誕生し、番組作りに大きな影響を与えそうだ。テレビ関係者が言う。

「ビデオリサーチが行っている視聴率調査がリニューアルし、全国で『個人視聴率』が導入されました。これまでテレビ各局は目先の世帯視聴率を求めて、高齢層向けの番組を作ってきた。しかし、多くのスポンサー企業がターゲットにしていのは若年層。個人視聴率がわかれば、よりピンポイントに商品を訴求できるようになる。当然、テレビ側も広告収入増を狙い、若年層の視聴者層を掘り起すよう番組のキャスティングや内容をシフトチェンジするようになる。今後は大御所タレントの出番が減り、恋愛ドラマが増えると予想されます」

 こうした流れを受けてか、各局とも4月期のドラマでは恋愛要素を盛り込み、若者を囲い込もうとしたようだ。しかし、件の感染拡大により、キスシーンや抱擁、濡れ場は“濃厚接触”となってしまうことになり、台本からカットされることになりそうだという。

「三浦翔平と田中みな実、安斉かれんの濡れ場への期待がかかっていた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)、中島健人と平野紫耀がダブル主演し、吉瀬美智子と妄想の中でのキスシーンがNGになった『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)、多部未華子と大森南朋や瀬戸康史らとのキスシーンが想定されていた『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、ドロドロの不倫劇を描き原沙知絵と袴田吉彦の濡れ場が期待されていた『女ともだち』(BSテレ東)、夢の中で大泉洋との濡れ場があった篠原涼子の『ハケンの品格2020』(日本テレビ系)は影響を受けていそう。ラブシーンがなければ男女関係にもリアルさがなくなってきますし、見所となるはずのシーンがなくなることで、視聴率的にも苦戦するかもしれませんね」(テレビ誌ライター)

 ただ、身体への接触のない恋愛シーンが逆にピュアだと、若年層にウケることを期待したい。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/04/12 06:30
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