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緊急事態宣言の安倍首相会見特番で民放局の視聴率に明暗! TBS、フジはテレ東にも敗退

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 7日夕刻、政府が新型コロナウイルス感染拡大により、緊急事態宣言を発出。同午後7時から、安倍晋三首相が国民に向けて会見を行ったことに伴い、NHK総合のみならず、テレビ東京を除く在京キー局は特番を放送したが明暗がくっきり分かれた。

『NHKニュース7』枠を使ったNHKは26.3%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)と高い視聴率をマークしたが、放送予定の番組を休止してまで、安倍首相の会見をオンエアした民放は“トホホ”の結果に終わった。

 断トツのトップは,日本テレビ系『news every.特別版』で12.6%だったが、2ケタを獲得したのは同局のみ。2位はテレビ朝日系『生中継 緊急事態宣言で総理会見』で8.0%。3位はTBS系『Nスタスペシャル』で7.6%。4位のフジテレビ系『FNN特報 首相が緊急事態宣言を発令~私たちの暮らしどう変わる?~』は7.0%。唯一我が道をいったテレビ東京系のレギュラー番組『ありえへん∞世界』2時間スペシャルは7.7%を獲得し、TBSとフジの特番より上回った。

「民放も一応、報道機関ですから、緊急事態ということで、テレ東以外の局は特番の体制を敷いたわけですが、視聴率的には、予定通りバラエティ番組を放送していた方がよかったでしょうね。トップだった日テレにしても、ウエンツ瑛士が復帰する『火曜サプライズ』2時間スペシャルを飛ばしたのですが、そのまま同番組を放送した方がもっと高い数字が獲れたのでは? 結果的には、各局の夕方の報道番組の視聴率の順位が、そのまま首相会見放送の数字になりました」(スポーツ紙記者)

 むろん、このような緊急事態の場合、視聴率のことばかりをいってはいられないが、日テレ以外の局は、「ふだんから、もっと夕方の報道番組の視聴率を上げるべし」ということか……。

最終更新:2020/04/11 17:30
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