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【wezzy】

嵐マネージャーの徹底的な気遣いが凄すぎる! TOKIOマネは「ひたすら存在を消す」

 新型コロナウイルス感染拡大を少しでも食い止めるべく、芸能界も活動自粛やリモートワークを進める毎日。そんな中でも笑顔を届けようと、新たにYouTubeなどで動画配信を始めるタレントさんも大勢いますが、特にジャニーズ事務所のライブ配信は画期的だったのではないでしょうか。今回は、黒子に徹してジャニーズタレントを支える、マネージャーさんたちの裏話をアツがお届け!

自粛の中、スクープ狙い動く週刊誌記者
 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 ついに東京はじめ七都府県に緊急事態宣言が発令され、このところテレビを見ていてもニュースや情報番組、ワイドショーやバラエティー番組でも出演者の人数が激減し席も離れていて、別室からのリモート出演ということも増えていて、「大変なことが起きている」ことを実感する毎日。街中も閑散としていて、家の窓から外を見ているとウーバーイーツの自転車が走り回っているしね。

 アツも"いつメン"たちとは会えず、もっぱら長電話でぺちゃくちゃ。だけど「今日はマスクを5枚も作っちゃった。"アベノマスク"みたいに小さくないやつよ」とか「3時のヒロインの"海外ドラマあるある"じゃないけど、ずっと見たかった海外ドラマを一気見した」だとか、みんなそれぞれ在宅勤務をそれなりに謳歌している様子で何よりよ。

 スクープ狙いの週刊誌の編集部も「長時間の待機禁止令」が出ているらしく、行動に規制はあるものの「でも締切りは容赦なく迫ってくるから何らかのネタは取ってこなくちゃならない。朝から晩まで電話したり、あっちこっちと連絡を取り合ってるよ。不完全燃焼のまま記事にするわけにはいかないから、裏取りに手間がかかってる」そう。

 記者はまだいいとしてカメラマンは"写真"がないと話にならないから「自分の食料や生活必需品の買い出しもあるから、芸能人行きつけのスーパーによく行ってるよ。別に張り込みってわけじゃないけど様子見で。ネットで買う人も多いだろうけど、仕事帰りや日中にフラリとスーパーに立ち寄る芸能人も多いから。車で高級スーパーをサクッと2~3軒回って帰ってくる感じかな。ま、警戒しているからか、なかなか出会えないんだけどね」と言いつつも、定期的な"スーパー偵察"は続行している模様。

 ドラマやバラエティーの収録も見合わせる場合も多くなってきて、日頃は忙しい芸能人の方々も急にぽっかり時間が空くことも。皆さん口々に「家にいる」と言うんだけど、凄腕スクープ班の目はいつも以上に光っているみたい。外出がままならないため、ピンポイントで追っているそうなの。

 「俺たちが手をこまねいている間、不倫中のカップルは思う存分、密会しているようだけど……でも情報はちょくちょく入ってきてるから、油断してたら後でとんでもないことになると思うよ。この春一番となる話題のドラマ『日曜劇場「半沢直樹」』(TBS系)も初回オンエアが延期されたけど、雑誌も掲載が延期されただけで証拠はバッチリ掴んでるし、倍返しの方向で発表するつもりだから」と鼻息荒く話していたから、ビクビクしているタレントさんがいるかも!?

嵐の現場マネージャーは…
 新型コロナウイルスの集団感染を防ぐ対策「三密」(密閉、密集、密接を避けること)はアツの周りもみんな実践しているんだけど、ホントこのご時世「人との距離のとり方」が難しいわよね。これはコロナ騒動が起きる前からの課題だったんだけど、取材の合間、よくマネージャーさんたちとそんな話をしていたの。マネージャーさんたちは「担当タレントとの最適な距離感とはどんなものか?」を常に考えているそう。

 アツがよく見かけるのはやっぱりジャニーズ事務所のスタッフなんだけど、まずほとんどが男性なのね。そして彼らの私服はご存じのようにどんな時も黒スーツ。夏でも、山奥のロケであろうと基本はビジッと黒スーツを着こなしていて、もちろん黒の革靴ね。チーフマネージャーと現場マネージャーでは仕事が違うけど、現場マネージャーは送り迎えが第一のお仕事。タレントさんの仕事中は近くにいて、あれこれお世話をするんだけど、タレントさんによって接し方はまるで違ってくるの。

 今は退所してしまったあるタレントさんは、タバコの火をつけてもらったり、スタイリストさんじゃなくて、マネージャーさんに靴まで履かせて貰ったりで、お世話のしがいがあった人もいたけど、人によっては「自分のことは自分でやるから。何かあったら呼ぶから近くにいなくていい」と言う人もいて、その辺を見極めるのがなかなか難しいのよね。グループによってもマネージングは違ってくるものだし。

 先日の『嵐にしやがれ  春の2時間スペシャル』(日本テレビ系)で松本潤くんが「俺のマネージャーにはなりたくないなぁ」と話していて大爆笑しちゃったんだけど、嵐のように大忙しのグループは本当にマネージャーも大変よ。

 次から次へと仕事があるから、1つの仕事が終わる少し前になると現場マネージャーの5人はバタバタと移動の準備に入って、すぐに次の現場に行けるよう車で待機し始めるの。チーフが現場から車までアテンドして、1秒のロスもないスムーズな移動を決行していて見ていて気持ちがいいぐらい。

 メンバーを乗せての移動時間中は「少しでも休んで貰えるように」と無駄口の1つも叩かず黙々と運転に終始。嵐だってファンの皆さんには絶対にお見せできないようなフラフラな姿で満身創痍の時もあるし、声をかけるのもためらわれる時もあるんだけど、帰り際に必ず「お疲れ~」とスタッフに手を振ってくれる嵐には頭が下がる思いよ。

 そりゃたまには本人が言うように潤くんがマネージャーさんに注意する時もあるけど、それは次の仕事をスムーズに進めるための助言だったりするのよ。だって効率を考えた方がいいでしょう?  「常に1歩2歩、先のことを念頭に置いて行動しよう」という、仕事に対して全力でクソ真面目な潤くんらしい気遣いの一つなのよね。

TOKIO松岡がマネージャーに必ずしてあげること
 嵐に限らずTOKIOにーさんたちもそんな感じで、というか松岡昌宏くんなんかは熱血だから「これからどのグループのマネージャーに異動してもいいように、教えられることはきっちり教えとく」って言ってるもの。松兄ィは厳しいけど男気に溢れているから、異動が決まった自分のマネージャーには「TOKIOを担当していただけあってさすがだねと言われるように、しっかりやれよ」と励ましてブランド物のスーツや靴、靴下までつけての一式を自前で作ってプレゼントしてあげちゃう気前の良さ。「恥ずかしくない格好で異動させてやりたいじゃん」なんてサラッと言うのよ。凄すぎない?

  そんなTOKIOにーさんを担当するマネージャーさんたちは、ビシっとしていて誰もが律儀でね。例えば自分たちが水分補給をする時も、タレントには見えないところでコソッと瞬時に飲むのよ。つい「水ぐらいゆっくり飲みなさいよ~」なんて言ってしまうんだけど「いえ、担当タレントが仕事中ですから」とキッパリ。

 食事もね、どのグループのマネージャーさんもみんな、タレントさんが楽屋等で食べている時は外に出て待機しているの。「楽屋はタレントの控え室ですから台本を確認したり、休んだりする場所。基本的にマネージャーがいる場所ではありません」って。体育会系というか、規律正しすぎるわ!

 前述のようにジャニーズの場合はみんな男性マネージャーなんだけど、あるマネージャーさんは「(タレントとは)毎日一緒にいますし一番身近にはいますが、友達ではありませんしメンバーでもないですし。仕事仲間というと言い過ぎかもしれませんが、距離は近くても遠くてもダメだと思うんです」って言うのよね。毎日送り迎えはするけれど家にあがることもないし、一緒にご飯を食べに行ったりもなし。新人の頃はいい意味で「ひたすら存在を消す、無になることを心がけている」んですって。

 移動車の中で二人っきりになって、間が持たずに話しかけるなんて「もってのほか」だそう。「タレントさんが話しかけてきたら答えるけど、移動車の中では少しでもくつろいで貰いたいから無駄口など叩かず、無になっている」んだとか。

 そんなマネージャーさんたちが食事時間も取らずタレントさんのそばで黙々と仕事をしているのを見ていて、アツは「誰も怒らないからご飯だけ食べてきちゃえば。自分が倒れたら元も子もないのよ。その間はちゃんと見ているから」と声をかけることもしばしば。タレントさんにアツから「〇〇マネージャー、食事に行って貰うから。その間、何かあったらこっちに言ってよ」なんて言うと、みんな「はいよ、行ってこい」って言ってくれるしね。時にはアツも新人マネージャーの真似事をしてタバコやお茶をお持ちしつつ、なんてこともあるわ。長く担当記者をしているんだもの、たまには役立たなくっちゃね。

 そういえば取材の日に、あるタレントさんのお母様の誕生日だったから心ばかりのプレゼントを持って行ったことがあったの。取材の中でご両親の話になったりすることも多いしね。「今日は〇〇くんのお母様の誕生日だから」とマネージャーさんに何気に話したら「えっ、知らなかったぁ」と言ってたことがあって、「そっか、男同士だとそんな話は別にしないか」と思ったんだけど。

 タレントさんにもよるけど、10年以上、付いてくれているマネージャーさんの家を知らなかったなんて場合も。ある番組でロケに行った時「〇〇マネージャーの家の近くだね~」とタレントさんに話したら「えー、そうなの?」とびっくりされたりして、こっちがびっくりよ。

 でもこの「つかず離れずの関係」が一番いいのかも、大切なんだろうなと思っていた矢先に今回のような事態に陥って、改めて「人との距離感」について考えさせられている昨今です。アツはこれまでドラマに入ったら3カ月間ずっと密着したり、どんな僻地だろうとロケに同行したり、様々なバラエティー番組の収録にも入ったりで、亀梨和也くんや藤ヶ谷太輔くんなんかに「毎日毎日、友達や家族よりお前の顔を見てるんだけど。もうどうしてくれんだよ~」等とイヤがられ、「あらまそりゃ大変。可哀想にね。ごめーん」なんてやり取りを度々繰り返してきたんだけど、さてこれから一体どうなる事やら。感染拡大がどこまで広がるかもまだわからない状況で、いつ自粛が終わるかなんてわからないわよね。

 皆さんはどう人と距離をとっていますか?   親しき仲にも礼儀あり! アツもタレントさんとの距離をもう一度考えみなくちゃなと思う毎日です。程よい距離ってどんなものなのかしら?  暗いニュースだらけで不安が増すばかりだけど、おうち時間で出来ることをやってみるのもいいかも。しばらくの辛抱です。せめて少しでもいい時間に変えていきましょ、ね!

最終更新:2020/04/12 05:30
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