3年目突入の『チコちゃんに叱られる!』回答に窮した北島康介が“何も言えねえ状態”に
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ガラスのように繊細なのはアンミカより岡村?
「この中で一番ガラスのように繊細な、素敵な大人ってだーれ?」と問いかけるチコちゃんに強くアピールするのはアンミカだ。いや、どう見ても一番繊細なのは岡村だと思うが……。
チコちゃんがアンミカに尋ねたのは「なぜガラスは割れる?」という質問で、その答えは「実は傷だらけだから」だった。このとき、BGMに流れたのは西城秀樹の「傷だらけのローラ」だ。
これについて詳しく教えてくれるのは、長岡技術科学大学の本間剛准教授である。そもそも、ガラスは砂を溶かして作られている。ガラスの主な原材料は「珪砂(けいしゃ)」と呼ばれる砂だ。ここに炭酸ナトリウムや石灰石などを混ぜて約1,600度の高温で溶かし、薄く延ばして冷ますことで、板状のガラスが作られる。
普段、われわれが見るガラスは傷がついているように見えないが、顕微鏡で拡大すると、線状の傷がたくさん入っていることがわかる。できたばかりのガラスに傷はないが、使用していくうちに、意外にも簡単に、たくさんの傷がついてしまうのだ。
この小さな傷が、なぜガラスが割れる原因になってしまうのか? それは、ガラスの原子配列がポイント。ガラスの表面をさらに拡大して見ると、凹凸がなく平らなことがわかる。つまり、原子配列が規則正しいということだ。同じ倍率で金属を見ると、表面がでこぼこして隙間だらけなことがわかる。これは原子配列が不規則なのが理由。この配列の違いにより、外から力が加わった際は大きな違いが出てくる。
ガラスは外からの力がまっすぐに伝わるため、簡単に割れてしまう。でも、金属は隙間がある分、力を吸収し、なかなか割れない。例えるなら、ガラスはスナック菓子の袋にあるギザギザの切れ込みが付いているようなもの。菓子の袋の切れ込みのない部分は力が分散してうまく切れないが、切れ込みがあれば力が集中して簡単に切ることができる。それはガラスも同様である。表面の傷に力が集中し、簡単に割れるという原理だ。規則正しいほど壊れやすいというのは、何事も一緒なのだな……。
ちなみに、本間准教授の息子さんは『チコちゃんに叱られる!』の大ファンらしい。先生はお子さんを驚かせたいからと、放送日までこの番組への出演を内緒にするそうだ。
「息子さん、“バーン!”って割れてまうんちゃう?」(岡村)
MC・岡村による見事な締めのコメント。実は、今回でこの番組は、とうとう3年目に突入する。
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