志村けんさん、追悼番組でも軒並み高視聴率で「もっと過去のコントを見たい!」の声
#志村けん
3月29日に新型コロナウイルスからの肺炎のため亡くなったコメディアンの志村けんさん。1日から5日で連日放送された追悼番組が軒並み高視聴率をマークしている。
4日に放送された『天才!志村どうぶつ園特別編』(日本テレビ系)は平均視聴率が27.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。3日の『中居正広の金スマスペシャル』(TBS系)では1年前に志村を特集したVTRを未公開シーンを含めて再編集されたものを放送したが、こちらも平均20.1%を記録。志村さんが、いかに世間が注目する“視聴率男”だったことが証明された形となった。テレビ局関係者はこう語る。
「TBSはザ・ドリフターズ時代に出演した『8時だよ!全員集合』の過去素材を、フジテレビ系で放送された1日の追悼生特番は『ドリフ大爆笑』『バカ殿様』『だいじょうぶだぁ』などの名シーンを使い、主に高年齢層に向けて構成した。その点、『志村どうぶつ園』は近年の映像しか使えませんが、それでも番組が放送継続中の強みで追悼特番トップの数字を残せた。志村さんの人気の高さを証明しました」
志村さんの追悼番組が軒並み放送されたことで、視聴者からは「過去の番組をもっと放送してほしい」という声も多く上がっている。昨今の社会情勢から新規に収録される番組が激減するなど、テレビ業界も危機に陥っている。
「今もそうですが、徐々に穴が開いた番組枠は間違いなく増えます。さらに広告スポンサーも続々と落ちています。そこでいつまでも総集編をダラダラやっていても仕方がない。そんな時期だけに、志村さんが生前、出演していた番組を思い切って編成すべきという声が内部からも上がっています。志村さんのコントは純粋な笑いを届けてくれますし、コロナで亡くなったという意味で、視聴者への啓蒙になるでしょう」(同)
志村さんのコント傑作選なら、ドラマの総集編より、よっぽど高い視聴率を取れそう?
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