欅坂46は新型コロナの影響が最小限に? 離脱者続出も、どうにか踏みとどまる
#欅坂46
新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けているエンタメ業界。特にコンサートや握手会が軒並み中止・延期となっている女性アイドルたちへの影響は大きい。
「乃木坂46もAKB48も、2月下旬以降のライブや握手会が中止、もしくは延期になっています。ハロプロも同様にライブやリリースイベントのすべてが取りやめとなっています。しかも、コンサート再開時期がいつなのかもわからない状態。ライブやイベントには設営などに莫大な金額がかかるわけで、どのアイドル運営もかなりの損失を受けています」(音楽事務所関係者)
その一方で、新型コロナウイルスの影響が最小限に留まっているのが欅坂46だ。
「欅坂46は今年の3月以降、主催イベントが一切なかったんです。握手会も予定されていなければ、コンサートツアーもない。現時点では、特にイベントやコンサートが中止になったということはないんです」(同)
もちろん、まったく影響がなかったわけではない。4月3日公開予定だった映画『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』は公開延期となった。また、メンバーが出演する予定だった『東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER』(2月29日)は無観客開催になった。
「映画の公開延期はそこそこの痛手ではあるものの、TGCについては欅坂46主催ではないのでダメージはゼロに等しい。コンサートや握手会が中止になりまくっているほかのアイドルに比べれば、ほぼ無傷といえます」(同)
欅坂46としては2019年2月の『黒い羊』以来、1年以上シングルをリリースしていない状態。そして、同シングルリリース以降、メンバー5人が卒業・脱退している。
「絶対的センターであった平手友梨奈が脱退するなど、グループ編成に大きな動きがあったので、シングルがリリースされないのも、ある意味仕方なかったのでしょう。特に、平手が抜けた1月以降、グループを再始動させるためには、小休止が必要だったという側面もある。
そして、今からが本格的に立て直さなければならない時期であり、そこで新型コロナウイルスのせいでメンバーの稼働が難しくなるのは、大きな誤算です。でも、運営サイドからみれば、新型コロナによる損失がほとんどないということは不幸中の幸い。仮に平手友梨奈の卒業コンサートを企画していて、それが流れたとなったら、想像以上の損害になっていたはず。最悪の事態は逃れたという意味では、欅坂46のしぶとさを感じます」(アイドル雑誌編集者)
離脱者続出で不安も抱えている欅坂46だが、まだまだ天は味方しているのかもしれない。
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