志村けんの訃報に優香「高校生の時から」…31歳差「バカ殿」と姫の絆
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コメディアンでタレントの志村けんさん(本名=志村康徳)が29日夜、新型コロナウイルスによる肺炎のため、東京都内の病院で亡くなった。70歳だった。
志村けんさんの訃報に際して、芸能界からは多くの追悼コメントが寄せられている。タレントの優香も30日、所属事務所を通じて「とてもとても悲しいです。高校生の時から、志村さんと長年のコントをご一緒させて頂いて、楽しい思い出ばかりです。一生の宝物です。コントをしている時の、嬉しそうに楽しそうにしている志村さんの姿が今でも思い浮かびます。一つのことを継続し続けている姿を目の前で見られた事、コントの面白さを教えてくださった事、たくさん感謝してもしきれません」とコメントを発表し、故人を悼んだ。
1999年に初共演した『Shimura-X天国』(フジテレビ系)を皮切りに、『志村けんのバカ殿様』(同)では志村さんの妻役として長らく共演を続けてきた優香。ツイッターでは「バカ殿と優香姫のコンビがすごく好きでした」「志村さんと優香のやりとりがもう見れなくなると思うと辛い」と悲しみのコメントが相次いでいる。
志村さんといえば、かつては女優のいしのようこや歌手の渡辺美奈代など、数々の女性たちとの浮名を流した色男。『バカ殿』での寵愛ぶりが目立っていた優香とも、結婚報道が出たことがあったが……以下は、芸能リポーター・城下尊之氏の話。
「優香さんとの噂が取り沙汰されていた頃に、あるテレビ番組で志村さんに単独インタビューをする機会があったんです。志村さんが『なんでも聞いていいよ』って言うものだから、『噂の女性たちとは本当に付き合っているんですか?』と聞いたら、志村さんは『う~ん、付き合ってた奴もいるし、付き合ってない奴もいるよ』とあっけらかんと笑っていました。当時のマネージャーも『本人が喋っちゃったものはしょうがないよね』という感じだったので、驚きましたよ」(城下氏)
生涯独身を貫き通した志村さんは、女性ともスマートに遊ぶことで有名だったという。麻布十番で美女と豪快に飲む姿がよく目撃されていたが、夜の街に落とした金額は「青山の一等地に豪邸が建つほど」。
「志村さんは、付き合った女性には限度額無制限のクレジットカードを渡して、別れる際にも多額の『お礼』を渡していたというのは有名な話です。女性関係がこじれることが全くなかったのは、お金の面でケアしていたからというだけではなく、志村さんの人柄によるところも大きかったのでしょう。『バカ殿』のイメージとは真逆で、志村さんはシャイで真面目、そして面倒見の良い方でしたから。31歳年下の優香さんをあれだけ目にかけていたのも、下心ではなく『タレントとして育てたい』という意識からだったのでは。優香さんも、志村さんをとても慕っていましたから」(城下氏)
テレビの前の視聴者はもちろん、芸能界でも多くの人から慕われた志村さん。日本を代表するコメディアンに冥福を祈りたい。
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