エイベックス、従業員の新型コロナ感染発表で「アーティストは大丈夫?」ファンの間に不安広がる
#エイベックス #新型肺炎 #コロナウイルス
30日、「エイベックス」グループの従業員1人に新型コロナウイルスの感染が認められたと発表され、波紋を呼んでいる。エイベックスといえば日本屈指のエンターテインメント企業として、音楽事業を始め、タレントのマネージメント、映像コンテンツの制作・販売など、多岐にわたる事業を展開している。今回、感染者と濃厚接触の可能性のある従業員に対しても自宅待機を指示したと発表されたが、音楽業界全体に暗雲が立ち込めている。
「今回はエイベックスさんが発表しましたが、まだ公表していないレコード会社でも感染者が出ているといいます。各社、ドームやアリーナクラスの大型ライブはすぐに中止・延期の処置をとりましたが、小規模なライブハウスなどでライブを続けていたアーティストもいましたし、とにかく人の出入りが激しい業種ですからね。職業柄、仕方ないのかもしれません」(レコード会社関係者)
エイベックスといえば、浜崎あゆみ、EXILE、東方神起、さらにはジャニーズ事務所のKis-My-Ft2やSnowManなどの音楽制作を一手に担っている、日本随一のレコード会社だ。だからこそ、その影響力は計り知れず、所属アーティストのファンたちも「アーティストの中にも感染してしまった人がいるのではないか?」という不安にかられているようだ。中堅芸能事務所のスタッフはこう話す。
「弊社にもエイベックスさんと仕事をしているタレントがおり、ファンの方々もそれを知っているので、さっそく問い合わせのメールが来ました(苦笑)。心配していただけるのはありがたいのですが、そうした問い合わせにはお答えできないですし、正直スタッフもタレントもみんな不安です。ライブやイベントが続々と中止になる中、今はやれることをやろうとみんなで踏ん張っている時期なので、これ以上被害が拡大しないことを願うばかりです」
エンタメ業界全体が切迫する中、国からは具体的な保証の案などが出てこないことに、アーティスト・演者たちからも徐々に不満の声が上がり始めている。そうした声は、リスナーやファンにも影響を及ぼし、不安は広がる一方だ。エイベックスで出た発症者が重症化しないよう、さらに、エンタメ業界全体がこれ以上の損害を被ることがないよう祈りたい。
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