球界内から「やっぱり」の声も!? 阪神タイガース「コロナ陽性」が続出する管理能力の低さ
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プロ野球、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が新型コロナウイルスに感染していることが27日未明、判明した。球界から感染者が出たのは初めてで、チーム内の“集団感染”が懸念される。
26日午後、球団は藤浪が嗅覚障害を訴え2度の診察を経てPCR検査を受けると発表。甲子園球場、鳴尾浜球場の球団施設は防護服を着た関係者が消毒する姿が見られた。その後、藤浪投手のほかに2名の感染も判明。球界関係者は「恐れていたことが現実となった」と震え上がっている。
「3月20日の開幕延期後も、練習試合を公式戦同様、ホームとビジターで行っていたが、現場からは『何故、移動でリスクがあるのにわざわざ日本国内を長距離移動しながら試合をやらないといけないのか』といった声が上がっていたが、結局取りやめたのは今週に入ってから。個人競技と違い、常に60人程度のスタッフが大挙して移動するプロ野球だけに、誰かが感染したらアウト。しかも、超有名選手が1人目となったのですから、世間への衝撃は凄まじい。間違いなく、収拾がつかない状況になる」(同)と話す。
そこで気になるのが、球界内外から聞こえてくる阪神タイガースの危機管理能力の低さだ。1月には、妻への暴力行為で、守屋功輝投手が兵庫県警西宮署に書類送検されていたことが発覚したばかりで、昨年は途中加入した外国人選手のソラーテが現場放棄して帰国。一昨年は現在、BCリーグ栃木でプレーする西岡剛が自身のSNSで突然、進退について発表。その度に球団関係者が火消しに走り回ったが、結局のところ、選手の素行を把握、適切に指導できていないことが次々と露呈している。
「球界関係者は、阪神から新型コロナ陽性者が出たことに『やっぱり!』と誰もが納得していますね。球団が選手を管理できないうえ、選手にはOBやタニマチからの夜の誘いもひっきりなし。それでいて毎年、環境の改善がまったく見られないんですから。ましてやこの時期、巨人などの他球団は選手を外出禁止にするなど万全を喫していたが、阪神ではそれもなかった。阪神という球団で、起こるべくして起こった感染事例でしょう」(スポーツ紙記者)
揚塩球団社長は27日に甲子園の室内練習場で会見し、「今から思えば、もう少し厳しく、外出禁止という形で臨んでいた方が良かったという反省もございます」と頭を下げたが、すでに後の祭り。プロ野球界を揺るがす事態を招いた責任は重い。
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