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日刊サイゾー トップ > 社会  > 韓国デジタル性犯罪のおぞましい中身

韓国で社会問題化するデジタル性犯罪、鬼畜非道な動画の中身

n番部屋の運営者が逮捕された様子はBBCでも報じられている(BBC公式より)

 韓国で前例のない国民的社会問題となり、日本にもその一端が報じられ始めている「n番部屋事件」(既報の記事はコチラ)。同事件は、機密性の高いメッセンジャーアプリ「テレグラム」の秘密チャットルームを通じて、未成年を含む一般女性たちの性的動画が高額で流布・販売されたデジタル性犯罪だが、韓国紙の記者のひとりは次のように事件の背景を説明する。

「韓国では、アダルトコンテンツを違法アップロードしているインターネットサイトについては、基本的にサイバー警察など当局が遮断します。いつでもアダルトビデオを視聴できる日本や米国など他の国々とは環境が異なります。そのため、これまでもSNSや消えては現れる簡易的なウェブページを駆使したアングラ系のポルノサイトが存在していました。ただ、n番部屋はそれらポルノサイトとは一線を画すもの。その内容の残虐性や狂気性に対して、国民の怒りが爆発しています。そして、その残虐なコンテンツを26万人もの利用者が視聴していたという事実も公表され、女性を中心に犯人・利用者の身元を明かすべきだという請願が大統領府青瓦台に数多く寄せられる事態になりました」

 n番部屋の運営者たちはアルバイトと称して女性を募集し、裸の写真を撮影・送信させた後に脅迫。女性たちにさまざまな行為を強制していたと報じられている。では、n番部屋ではどのような残虐かつ狂気的な動画が配信されていたのか。韓国のメディアや掲示板などの情報を見てみると、「身体にナイフや針で運営者たちの名前や奴隷などの文字を刻ませる」「飲尿させる」「男性トイレで自慰行為をさせる」「性器に虫を入れる」など、異常な行為が次々と明らかになっている。

 また、実際に動画を視聴していた匿名の人々の“懺悔”にも似た告発によると、運営者たちは「自慰行為をさせた後に兄妹の性器を触らせる」「実の兄や弟と性行為をさせる」など背徳的な行為も強要していたという。さらには、運営者が“奴隷”とした女性をn番部屋利用者がホテルに監禁。レイプする様子を生配信していたという証言もある。なお、要求に答えなかった女性たちの写真や動画はネット上に拡散されたといい、こちらも深刻なプライバシー問題に発展している。

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