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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 財務省職員の遺書を無駄にするな
週刊誌スクープ大賞

森友自殺財務省職員の遺書による告発を、コロナ騒動で有耶無耶にしてはならない!

 ところで、新型コロナウイルスの感染拡大は衰えを見せず、安倍首相の最後の悲願である東京オリンピックも、開催、中止、延期で揺れている。

 新潮は、五輪は消滅とタイトルを打ち、IOCのバッハ会長やトランプ大統領の、「世界保健機関(WHO)の助言に従う」、「無観客で開催するよりも1年延長する方が良い選択肢だ」という発言で、「中止・延期」が現実味を帯びてきたと報じている。

 そこに、東京オリンピック招致に“尽力”した元電通で大会組織員会理事の高橋治之も、「1~2年延期するのが最も現実的」といい出した。

 国士舘大学の鈴木知幸客員教授は、高橋の本音は2年延期だと見ている。それは「来年8月にアメリカで開催される世界陸上は電通が放映権を握っているから、そことバッティングさせるわけにはいかない」というのだ。

 再来年はカタールでサッカーW杯があるが、時期も11月から12月、W杯に出場する選手とは年齢層もかぶらない。

 それにその年には、北京で冬季オリンピックも開催されるから、「アジアが一丸となる」と謳うこともできる。

 私も延期論に傾いている。問題は選手だけではなく東京・晴海につくる選手村は、大会後に増改築して23棟のマンション、計約5600戸を売り出す予定だ。

 既に販売済みの物件もあり、予定通りに引き渡しができないと、「補償問題に発展する可能性もあります」(スポーツ紙記者)

 バカでかい新国立競技場も、ハコはできても、入れるものがないのでは、宝の持ち腐れである。

 これを機に、IOCの利権まみれになってしまった五輪そのもののあり方、運営の仕方について、世界の首脳たちが話し合う場を設けて、侃々諤々、とことんやりあったらいい。

 コロナ汚染は、世界的な株の大暴落を招き、円も1ドル100円を切るほどの円高になっている。昨年秋の消費税増税がダブルパンチになり、日本経済は沈没しかねない。その上、新潮によれば、4月以降の「働き方改革」が働く人間たちの首を絞めることになるという。

 同一労働同一賃金の施行で、人件費の高騰に喘ぐ多くの企業では、正社員の収入を減らすことで、格差をなくそうとする企業が多くなるそうである。

 メスが入るのは手厚い各種の「手当」のカットだ。住居手当などがなくなり、過労死防止のため「残業規制」も行われる。繁忙期でも年間720時間を超える残業はできなくなるため、全企業に適用されると、残業代は年間8兆5000億円減少するそうだ。一人当たり年間14万円の減収となるそうである。

 冬のボーナスには今回のコロナの影響が出てくる。住宅ローンを抱えている家庭は大きな打撃を受ける。早速、保険、通信費、車などは見直すべきだという。

 ところで日本が大慌てなのに、英国では、日本と対照的な政策をとっていると、新潮が報じている。ジョンソン首相は、今後さらにみなさんの愛する人を失うことになるだろうと、国民に覚悟を求めた。

 だが同時に、医療専門家などを同席させ、「科学に基づき、適切なことを、適切なタイミングでやる」と、国民に安心も植え付けたのである。さらに、政府の首席科学アドバイザーが、「全ての人の感染防止は不可能であるし、望ましいことでもない。なぜなら、人口の何割かの人々がウイルスに対して免疫を持つことが、将来、我々自身を守るために必要だからである」と語った。

 この意味は、「抗体保持者が60%を超えたあたりから彼ら自身がバリアとなり、感染を終息させるという考え方」(在英国際ジャーナリストの木村正人)

 政府や専門家というのは、こうした科学的な説明をして、国民に安心感を与えなくてはいけないのだ。

 さて、コロナ騒動でテレビに出ずっぱりで、「コロナの女王」といわれるのが岡田晴恵白鷗大教授(57)だ。特に『モーニングショー』(テレ朝系)でよく見かけるが、ぼそぼそと小さな声でしゃべる、普通のおばちゃんである。

 文春によれば、「物憂げな表情で『政府はとっとと医療機関にマスクを出してください!』などとズバズバ言うのが面白い」(民放関係者)そうで、彼女のおかげで『モーニングショー』は視聴率が絶好調だという。

 私が知る限り、ここはコロナ一色で、コロナの恐怖を煽っている元凶だと思うのだが。

 彼女は感染研に勤めていて、医者ではないが亭主は医者で、同じ感染研で働いていたそうだ。

 その頃、スリットの深いチャイナドレス風の服を着て働いていたという。彼女の元同僚が、「岡田さんと上司の部長が“禁断の師弟愛”に陥った」と話している。

 それはウイルス第一部の田代眞人部長だという。田代部長の岡田寵愛ぶりは厚労省にまで知れ渡っていたそうだ。

 彼女のほうも、「部長命令です!」が口癖で、「部長は私に逆らえない」と公言していたという。彼女が書いた論文が、実験データの取り扱いが不適切と問題になったことがあったが、岡田は完全に無視し、田代部長宛に「捏造が疑われるので論文を取り消すべきではないか」と、所長が文書を出したそうだ。

 文春は岡田を直撃するが、「不倫なんかない」と答え、実験データの改ざんが問題になったことについては無言だった。

 真偽のほどはわからないが、テレビで売れると、“痛い過去”まで掘り起こされるというのだから、岡田オバサンには同情する。

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