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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 都の禁煙条例は骨抜き状態に

愛煙家に朗報? 東京都の「禁煙条例」は新型コロナ騒動で骨抜き状態に!?

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 愛煙家の肩身がどんどん狭くなる中、さらにそれを締め付けるのが、4月1日から全面施行される改正健康増進法だ。東京都では同日から、さらに厳しい「東京都受動喫煙防止条例」がスタートするが、コロナウイルス騒動で条例が骨抜きになる可能性が出てきている。

 4月1日に全国でスタートする改正健康増進法は、受動喫煙をなくすことを目指すもの。規制の対象外になる条件はいくつか存在するが、不特定多数の人間が集まる店や場所は原則的に禁煙となり、半数近くの飲食店が禁煙になると予想されている。東京都の条例は、規制の対象外になる条件がさらに厳しく、8割以上の店でタバコが吸えなくなる。店内禁煙は世界的な流れだが、飲食店経営者は戦々恐々だ。4月1日から禁煙になる東京都豊島区の居酒屋店主はいう。

「ウチの店は席数が70近くある中型店ですが、お客様の4割は喫煙者です。店がオフィス街にあり、男性客が多いので、喫煙率は他の店よりも高いでしょう。常連さんの中には『タバコが吸えないならもう来ない』と言っている方もいて、頭を抱えていたましたが、それに追い打ちを掛けたのがコロナウイルス騒動です。

 ウチは宴会で使って頂くご常連さんも多いのですが、コロナウイルス騒動で3月の宴会の予約はほぼすべてなくなりました。歓送迎会シーズンはかきいれ時ですが、3月の売り上げは前年の2割以下。およそ半年分の売り上げが吹っ飛んだ計算です。これで禁煙まで始めたら、はっきり言って店は潰れます。周りの店の様子を見ながらになりますが、4月1日以降もしばらくは、お客様に灰皿を求められたら出すでしょうね」(居酒屋店主)

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