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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > プロ野球の新型肺炎「実名公表」

ストレス発散できない!? プロ野球、新型コロナで「実名公表」に選手から大ブーイングのワケ

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 NPB(日本野球機構)が18日、新型コロナウイルス問題対策で今後、PCR検査を受けた場合、該当者の名前を公表して、その結果を報告することなどが提案されたという。

 12球団の広報担当者が集まった会議の席上、今回の件が上がった。

「各球団とも関係者、報道陣には検温を義務付けるなどしているが、2軍施設などではそれが徹底されておらず、対策自体がザルになっている。また、スタッフの対応などもあって『いつまで続けたらいいのか?』との声も関係者の間では上がっています」(球界関係者)

 だが、今回の提案を最も恐れているのはほかでもない、現役選手たちだ。

「さっそく選手からは一斉に大ブーイングが起きています。開幕延期で今後、1軍は練習試合を当面行いますが、全国各地へ遠征しますからね。羽を伸ばすためのキャバクラはもちろん、風俗、合コンで知り合った女性との“濃厚接触”ができなくなる。

 そもそも、どこかの球団で誰か1人でも感染がわかったらすぐさま練習試合も打ち切りなんて話が深刻さを物語っている。おそらく、すでに新型コロナの感染者は球界内にいるだろうというのが我々の認識。巨人は原監督が大号令を出して遠征先での“外出禁止”を徹底させていますが、ほかの球団では有名無実化してるところもありますから」(スポーツ紙記者)

 もっとも、体力も金も有り余っている健全なプロ野球選手がストレスのはけ口を持てないのは不幸だ。それをも許さない空気が漂っているのが、今のコロナ問題の怖さでもある。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/03/20 10:00
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