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さんきゅう倉田の貨「へぇ~!」のはなし【10】

確定申告はまだ間に合う! 最初にやるべき相談は? “絶対にしなければならない”ワケ

我々も確定申告をすることがあるの?

 毎年、確定申告をしていない一般的な会社員みなさんも、なにか特別な理由があれば、確定申告をします。でも、特別な理由って、たくさんあるので、ここに書くと、混乱すると思うんです。調べれば無数に出てくるし、ぼくのTwitterにも書いています。

 お給料以外に収入があった、ギャンブルで利益が出た、控除を受けたい、そんなときに確定申告をするんだと覚えておいてください。

 そして、会社も税務署も市役所も、「あなた、確定申告必要だよ」とか「税金納めすぎているよ」と教えてくれません。あなたが自分で判断しなければいけません。そして誰も教えてくれないからといって、放置してはいけません。

困ったら誰に聞けばいいの?

 まず、誰にも聞かずに、国税庁のサイトを見ましょう。見てもよくわからない人は、国税の電話相談センターに電話をします。電話で聞くのはちょっと恐ろしいかもしれませんが、優しく丁寧に、ずっと教えてくれます。相談料もありません。

 電話が難しければ、税務署にいきましょう。予約が必要な場合もありますが、年末年始や休日でない限り、相談に応じてくれます。

 住んでいる地域以外の税務署は対応してくれないので、事前に調べておきましょう。

 お金に余裕があれば、税理士さんに依頼しても良いと思います。相場はわかりませんが、安くないので、かなり余裕のある人だけが検討しましょう。

 ネットで探すか、知人の紹介が良いですね。ぼくもよく紹介してほしいと言われます。

☆今回のポイント

「困ったら、電話相談センターか税務署へ」

 税金のこと、今はよくわからなくてもそのうちわかるようになると思います。少しずつ勉強していきましょう。書籍を買って読むと、情報が多すぎるので、ネット上の記事を読むのがおすすめです。

 友達や家族に聞くのはおすすめしません。みんな、誤った知識で、自分に都合の良い話を展開するので、混乱の素となりますよ。

さんきゅう倉田(お笑い芸人)

大学卒業後、国税専門官試験を受けて東京国税局に入庁。法人税の調査などを行ったのち退職、芸人に。

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さんきゅうくらた

最終更新:2020/03/19 12:00
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