0円で息子がリュウソウジャーに変身…貧乏パパ芸人の“親心に溢れた異色YouTube動画”に注目
#バカリズム #YouTube #お笑い芸人 #おかゆ太郎
バカリズムからまかされ映像制作に
そして話は気になる編集技術について。現在、芸人としての収入だけでは心もとないというおかゆ太郎だが、実は副業として映像制作を手掛けているという。
「もともと、バカリズムさんと同じ事務所で、25歳くらいの時に合同でコントライブをやることになったんです。器用そうだからと、そのライブに使う映像を僕が作ることになって、すぐにMacのパソコンを買ったんです。それで当時、東京03のライブの映像周りを作っていた豊本(明長)さんに、半日くらいで動画の作り方を習って。あとは全部独学ですね。いまはPremiere、After Effects、Photoshopが使えます。
バカリズムさんの単独ライブとかは全部映像は自分が作ってますし、あとは結婚式の映像とか、企業のPR映像、漁師さんのYouTubeの編集を手伝うお仕事とかを頂くこともあります。仕事は家でやっているので、息子とはほぼ毎日ずっと家で一緒にいますね。昼間遊んで、夜に寝たあとにガッツリ作業することが多いです」
そうして妻と共働きで家計を支える日々は決して裕福ではないが、それほど困っているわけでもないという。現在、力を入れているのは元弾丸ジャッキーで体操経験を活かしたネタで知られるオラキオと昨年4月に結成した「ロボマン」というコンビだ。
新型コロナウイルスの影響で、初めての単独公演「体大会」は残念ながら延期になってしまったが、実はこの公演タイトルも、こたろうくんが命名したものだという。肉体派の2人が「体大会」というタイトルでネタを披露するということで、体を張った芸を想像してしまうが、舞台上をくるくる回ることもなければ、熱々のTシャツを着ることもないそうだ。
「確かに体を張るイメージが出ちゃってますけど、『ロボマン』でやりたいのはシュッとしたコントです。どうしてもとなったら体は貼りますけどね(笑)」
同じ日本映画学校出身の大先輩、ウッチャンナンチャンに憧れてお笑いの門を叩いたおかゆ太郎。そして実はオラキオも、あのラーメンズに憧れてお笑いを始めたという。その原体験に立ち返って、同い年42歳の2人が、いまやりたいことをしっかりとやろうと芝居に力をいれた活動をしている。正直全くイメージは出来ないが、次回公演は新たな2人の姿をぜひ見て頂きたい。
そしてお笑い好きとしては、おかゆ太郎の肉体芸もいつまでも見ていたい気持ちもある。YouTubeで活動を再開した雨上がり決死隊の宮迫博之が「お腹に乗せたプリンを食べる」という動画を公開した際にも、思い出したのは元ネタを披露していたおかゆ太郎だったし、いつだったか『ガキの使い』の年末特番で使われていた「Tシャツ熱々芸」もおかゆ太郎が元祖だ。
こたろうくんの動画についてはYouTubeで稼ぐつもりはないというのは重々わかったが……それでもインパクトのあるネタと、卓越した編集技術でYouTubeを本格的に始めてくれたら面白いのではないかと思わずにはいられない。
おかゆ太郎
●第1回ロボマン単独公演『体大会』延期
新型コロナウイルス感染症の拡大防止、および来場者の安全を考慮し、公演は延期となりました。日時時間などは現在調整中。会場は、しもきた空間リバティを予定しています。なお、チケットの払い戻しなどについては、ウェブサイトよりご確認ください。
http://shu-pro.co.jp/2020/03/06/houkoku1
●ロボマン初単独「体大会」無観客トークLIVE生配信
日時: 3月15日(日)17:00~生配信
ニコニコ生放送公式
視聴URL:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324590478
※ニコニコのプレミアム会員であれば全編無料視聴可能です。
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