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日刊サイゾー トップ  > 変態的純文学の金字塔をコミカライズ
じゃまおくんの「WEB漫クエスト」

谷崎潤一郎『春琴抄』はこんな話だったのか! “超ドS”と“超ドM”のせめぎ合うエロス『ホーキーベカコン』

”女王様”と”ドMの僕”が夜な夜な……

(C)笹倉綾人/KADOKAWA

 もうひとつ衝撃的なシーンをご紹介しておきますと、夜な夜な佐助がお年頃の春琴のHのお相手をさせられるシーンがあるのですが、「はよ勃たせえ」「やかましい、息せんとき」などとののしられて、単なるバイブ扱いです。「はよ勃たせえ」って言われて勃たせられたらAV男優なら一流だと思うんですが、とにかく全然うらやましくないシーンです。これもドM冥利に尽きるんでしょうか……。

(C)笹倉綾人/KADOKAWA

 でもって、そんなに毎晩やってたもんだから、当然デキちゃうわけですが、丁稚奉公の佐助との間にできた子どもなんて プライドが許さない春琴。認知せずに里子に出してしまうのです。こんなにひどいドMプレイは聞いたことないよ!

(C)笹倉綾人/KADOKAWA

 しかし、佐助の異常ともいえる春琴への崇拝っぷりはエスカレートするばかり。例えばこのシーン、庭に咲く菊の花びらをセクシーに頬張る佐助を見て、お付きの女子がドキンとするシーンですが、実はこの菊、春琴の不浄(ウ●チ)を肥やしに育った菊であることが判明するのです。マジやべーよ、イカれてるよ佐助!

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