NHK受信料「全世帯対象」報道でネット上が騒然! 日経が報じた記事の“読み方”
2020/03/11 12:00
#NHK #受信料
“観測気球”の記事で、官僚が意図的にマスコミにリークか?
なかなかクローズアップされる機会がないが、給与水準が高いマスコミ業界の中でもNHKは特に高く、40代になれば年収1,000万円は下らない。NHKは受信料の徴収費用で年間約800億円を投じており、全世帯徴収となればこれは丸々浮くが、それが実現すればテレビもスマホもない家からも受信料を取ることにもなる。そんなことが許されるのか? フリーのジャーナリストが日経の記事の“からくり”を語る。
「ネットではこのニュースはかなり話題になりましたが、これは典型的な“観測気球”の記事で、官僚が意図的にマスコミにリークしたものです。NHKや総務省は、何とか全世帯から受信料を徴収したいが、反発は必至。そこで、どの程度反発があるかを探るため、なじみの日経の記者に情報を流したのでしょう。
何よりの証拠は、日経しかこのニュースを報じていないことです。新聞は“特オチ”(他社が掴んだニュースを掴めないこと)をとにかく嫌うもの。他社から追記事が出ないものは、間違いなく観測気球です。ただ、世間はここでしっかり反発しておかないと、官僚たちは“イケる”と思い、どんどん事を進めてしまうので、きちんと批判の声をあげることは大事だと思います」
記事の意図は分かったが、“上級国民”の思惑に振り回される庶民にとっては不愉快極まりない話し。「NHKをぶっ壊す」と唱えるだけで、選挙に当選してしまう人物が出てくるのも当たり前なのかもしれない。
最終更新:2020/03/11 12:00
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