上野樹里、『監察医 朝顔』続編が異例の“2クール放送”となったフジの深刻事情とは?
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昨年7月期に上野樹里が主演したフジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』の続編が、今年の夏クールと秋クールの同枠で放送されることが明らかになった。フジテレビのドラマが2クール連続で放送されるのは2009年の『不毛地帯』以来、10年ぶりとあって、ネット上では驚きの声が上がっている。
同ドラマは前作の全話平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。月9では『コード・ブルー-ドクター・ヘリ緊急救命-3rd season』以来、約2年ぶりに全話2桁を達成したが、放送が2クールとなったことにはフジの苦しい台所事情があるという。
「月9といえば恋愛ドラマが定番でしたが、若者をターゲットにするのをやめてから、数字は安定するようになった。というか、チャレンジしてコケることを恐れるあまり、刑事モノ、医療モノ、安定の続編モノ以外の企画が立てられなくなっているのが実情です。しかし、及第点の数字だったドラマを見ると、『コンフィデンスマンJP』は主要キャストの東出昌大に不倫スキャンダルが発生。『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は主演の窪田正孝がNHK朝ドラ『エール』に主演するためスケジュールが取れず、『トレース~科捜研の男~』は錦戸亮がジャニーズを退所という状況です。今夏は東京オリンピックで放送回数が少なくなるのを見越しての2クール放送なのでしょうが、フジとしてはほかに持ち球がなくなったことによる苦肉の策でもある。1月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』は全話平均が1桁台に転落。4月期の『SUITS/スーツ2』が爆死すれば、いよいよ深刻な状況となりそうです」(テレビ誌ライター)
ネット上では「検視官の話を2クールもやるの?」「若者は完全に切り捨てたってことね」といった声も聞こえるが、フジテレビの試みは吉と出るだろうか。
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