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中国物流ストップで女性誌が大ピンチ! 付録付き雑誌の付録が届かず対応に大わらわ

中国では物流が回復していないので見通しも立たず?

 出版業界は雑誌の良し悪しよりも付録の内容次第で販売実績が変わるという状況。売り上げのカンフル剤となる「付録付き」に手を出した出版社は簡単に辞めることはできなくなるのだとか。

「一冊2,000円もする付録付きブランドムックなどは、書店だけでなく全国のコンビニにも配本するので数十万部単位で発行します。付録が当たれば良いのですが、当たらなかったら目も当てられません。制作費や流通、付録を保管する倉庫代がかさんで意外と実利も少ない。付録付きでできた大きな赤字は付録付きを大量に発行して売ることでしか回収できなくなってしまうんです」(同)

 では、いつごろまで付録が入ってこない状況が続くのか。

「中国では現在、都市間の移動が禁止されていますからね。人も物も動かないので工場も稼働できずに、港まで運ぶことができません。そもそもマスク、消毒用品、食品以外の工場の稼働を中国政府が止めているなんて情報も。今週くらいから感染者増加がゆるんできたので近いうちに稼働再開する会社もありそうですが、物流が回復していないので見通しは立っていません」(中国在住の物流関係者)

 どうやら、まだまだ付録付き雑誌を発行している出版社は苦難の日々が続きそうだ。そもそも、付録付きに頼らずに雑誌を売ることができれば問題ないかもしれないのだが。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/03/08 12:12
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