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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > YENTOWNの軌跡(後編)
ラッパー「MONYPETZJNKMN」インタビュー

「共感を誘い込む“ストーナー・ラップ”を作りたい」MONY PETZ JNKMNが激白するYENTOWNの軌跡(後編)

日本における大麻をめぐる状況の変化

――去年の10月にYouTubeにアップされた、MPJの「Gimme Da Dope」みたいなノリで遊んで仲良くなった、と。

U あのMVみたいに、俺ら、基本はみんなインドア派なんですよ。

P MPJだって、大二君の家に集まって曲を作ったのが始まりですからね。

J だから、俺らのストリートは部屋っす。

「YENJAMIN」のステージより

――そういえば「HIP HOP DNA」のインタビューでは、「今後、MPJでビジネスをするとすれば、どんなビジネスか?」という質問にJNKMNさんが「大麻産業」と答えていましたね。

J ははは。まだまだですけど、日本の状況もだいぶ変わりましたよ。例えば、あれだけマリファナのシーンがある『テッド』みたいなコメディ映画が日本でもウケてるわけですしね。ヒップホップもそうだし、映画やドラマといった日本に入ってくるアメリカ文化の影響はデカいと思う。

U ネットでも大麻をめぐる討論番組が増えたじゃないですか。ちょっと前まで議論さえ難しかったから。あと、日本以外の国で解禁が進んでいるのも大きいですよね。

M 舐達麻がこれだけ人気になったのにも驚きました。「完全に出してるじゃーん!」って(笑)。

J 所持で逮捕されても、微量で不起訴になるケースも増えてるし。大麻取締法自体は改正されていないけれど、運用には変化が起きていると感じていますね。聞くところによると、刑務官でさえ大麻事件で服役した受刑者に「持っちゃダメなんだからな。吸うのはいいんだぞ」って言うこともあるらしいですから。

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