トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > アルピー平子、芸能界の愛王に

“愛の伝道師”アルピー平子、まかり通る! 恋愛に悩む女性たちに名言連発

 岩城滉一やヒロミなど、芸能界には愛妻家が多い。その中でも今、がぜん注目を浴びているのはアルコ&ピースの平子祐希ではないだろうか。

 妻・真由美さんとのラブラブっぷりは有名。「毎日好きの度合いが高まっていき、明日はもっと好きになる自信がある」「大きな仕事の前は妻を激しく抱く」「家では僕が子豚で妻が子熊、お互いが森の住人という設定」という語録からは、恥ずかしがらず愛を語りたがる氏の人間性が必要以上に伝わってくる。時に「うざい」と評されることもあるが、愛妻家という一要素は、芸人としての彼のキャラ付けに間違いなく一役買っている。

 その証拠に、大声でLOVEを語る彼は“愛の伝道師的”な立ち位置でバラエティ番組に登場することが少なくない。中途半端なノロケはイタいけれど、突き抜ければ神々しさを帯びてくる。実は、平子はジョン・レノンあたりと同種のイタさを持ち合わせているような気がする。

平子語録「恋は落雷。あなた自身が避雷針になっている」

 2月26日放送『チャンスの時間』(AbemaTV)が行った企画は、平子にうってつけだった。題して「現代社会を愛のチカラで癒せ! 愛王決定戦」。愛が枯渇した現代社会で生きる人々の悩みを聞き、「愛のチカラ」を備えた回答者らがアドバイスで解消するという内容である。

 今回、回答者として集結したのは千鳥の大悟、コロコロチキチキペッパーズのナダル、そして平子の3人だった。スタジオに姿を現したその瞬間から、もう面白い。目が痛くなりそうなほど鮮やかなオレンジ色のニットを着て、小さく優しい声で「お願いします」と挨拶しながら登場する“愛の伝道師”平子。

大悟「愛のある男は、やっぱりニットなんやね」

平子「やっぱり、暖色系で」

 同企画、大悟とナダルも頑張ったのだが、やはり平子が頭ひとつ、いや胴ひとつ抜けていた。なので、平子の回答にフォーカスし、彼の愛王っぷりをご紹介したい。

■愛が枯渇した女性からの悩み(1)

「結婚願望はあるが、長らく恋愛をしていなく1人でいることに慣れてしまった」

 対する平子の回答はこうだ。

「求める恋愛があってもいいと思うんですけど、本質的な恋愛ってもらい事故みたいなものなので、必ずどこかでぶつかります。それ待っててください」

「“雷に打たれた”って表現ありますけど、自分から打たれに行く人いないじゃない? 雷って予期せず打たれるもんじゃん。それと一緒、全く同じ。恋は落雷。あなた自身の存在が、もう避雷針になってるの」

 回答というより、もはやラブソングだ。しかも、淀みなく一瞬でアドバイスを授けてみせる平子。歯が浮く暇さえ与えない。

■愛が枯渇した女性からの悩み(2)

「常時彼女持ちの男性に4年間片思いしている。何回も振られているが、体の関係はあり。そんなクソみたいな男を嫌いになりたい」

 対する平子の回答はこうだ。

「うらやましいなと思いました。すべての要素がうまくいってない恋愛の状況。この取っ掛かりは、大ヒットする少女漫画の1巻じゃないですか。(カメラ目線で)さあ、大変だ! どんなドタバタで物語は紡がれていく? どう紡いでいこうか。作者は、主人公はアナタだよ」

「みんな勘違いしてるのは、それが最終話だと思っちゃってんのよね。その状況で“私はもう終わりだ”一生恋愛なんかできないんだ”最終話だ、これで終わりだ”。それ、1巻の1話目だから」

「僕は、良くも悪くも安定はしちゃってるんで。その1巻に立ち返ることは、僕はもうないから。で、あっちゃいけないし」

 相談者だけでなく、その場にいない真由美夫人さえうっとりさせることを忘れない平子の愛論。スゴい芸風である。

123
ページ上部へ戻る

配給映画