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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 安倍“コロナ会見”の肩透かし

官邸記者クラブは終わった!? 安倍首相“コロナウイルス会見”の肩透かし

このからくりが参院予算委員会で発覚?

 このからくりが3月2日の参院予算委員会で発覚する。記者会見について追及した蓮舫参院議員に対し、安倍氏は質問をすべて事前に聞いていたと暴露したのだ。週刊誌デスクは驚きを隠さない。

「幹事社と官邸側がすり合わせたり、その後の自由質問で、長谷川広報官が懇意の記者をあてることは知られていました。それがすべての回答が予定されていたとは、独裁国家かと見まごうばかり。つまりこれまでもこうしたやり方を、記者クラブが受け入れていたことが判明した。国民の知る権利を代弁する記者クラブの役割を放棄していますよ」

 当サイトは、昨年11月の官邸キャップ懇で安倍首相が官邸記者の取り込みに成功したと報じたが、その懸念が現実のものとなった。

「幹事の朝日キャップにしても、その懇談に出席して普通に食事をしていましたからね。『永田町の非常識』にどっぷり浸かってしまっているのです」(前出・デスク)

 この記者会見は安倍政権の「終わりの始まり」と指摘される。しかしそれは、官邸記者クラブにこそ言えそうである。

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最終更新:2020/03/04 12:12
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