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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 一場を自己破産させたスルガ銀行

プロ野球・元楽天の一場投手を自己破産に追い込んだ“スルガ銀行のえげつなさ”

悪質さで知られるスルガ銀行のえげつなさとは?

「一場はプロ3年目に7000万円のマンションを買っていますが、ローンの内容は信じられないものでした。番組によれば、彼が組んだローンは35年間、月々30万円を返済するものでしたが、プロスポーツ選手はいつ選手生命が終わるかわからない世界。半分は頭金で払い、10年程度で返済を終えるのが当たり前です。ローンを組む数年前に1億円前後の契約金をもらったはずなのに、頭金がたった300万円だったのも異常ですが、まともな銀行なら、スポーツ選手や芸能人はそんな長いローンは組めません」(メガバンク行員)

 こうなると、借りた金を返せない人間が悪いのか、返せるあてのない金を貸し付けた銀行が悪いのか難しいところだが、銀行の名前を聞けば何となく事情は見えてくる。週刊誌記者はいう。

「一場がローンを組んだのは、シェアハウスの『かぼちゃの馬車』への不正融資問題を起こしたスルガ銀行です。地銀の優等生として、金融庁長官から名指しで称賛された過去もあるスルガ銀行ですが、不正融資事件で第三者委員会の調査書に『不正が全くない案件など、全体の1%あったかなかったかそのレベル』と書かれるほど不正が横行。信頼は完全に地に墜ちました。

 スルガ銀行は地銀ながら宣伝予算だけはメガバンクレベルで、大手広告代理店と組んでバンバン宣伝を打っていましたが、高利回りを訴え、言葉巧みにシェアハウスを契約させた“かぼちゃの馬車騒動”を見れば、悪質さは一目瞭然です。一場が組んだローンを計算すると、金利は4%以上で、他の銀行よりかなり高めです。安易にローンを組んだ一場も浅はかですが、彼を地獄に引きずり込んだスルガ銀行も酷いですね」(週刊誌記者)

 現在はYouTuberへと転職した一場。せめて楽天銀行でローンを組んでいれば……。

日刊サイゾー

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最終更新:2020/03/05 09:47
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