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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 東京マラソン、世界との絶望的な差

東京マラソン・大迫傑、日本記録更新で1億円獲得もむなしい“世界との絶望的な差”

世界のマラソンは高速化、日本記録でも表彰台に上がれない?

 日本記録を出した大迫にはまだ出場権はないが、残りの代表選考会は8日のびわ湖毎日マラソンのみ。「びわ湖」はタイムが出にくく、このまま大迫が最後の1枠に滑り込む可能性は高い。五輪直前に第一人者が日本記録更新とは、なんともめでたい結果だが、意外にも専門家の評価は辛口だ。陸上競技に詳しいスポーツライターはいう。

「今回の東京マラソンを見れば明白ですが、世界のマラソンは超高速化が進んでおり、先頭集団についていくことさえままならないのが現実。日本記録を出しても表彰台にさえ上がれません(大迫は4位)。優勝したレゲセとは1分以上差がつきましたが、レゲセはレース後、『おなかが痛かったので、タイムよりも優勝を目指した』とコメントしています。

 大迫が出した日本新記録は、ケニアやエチオピアでは30位にも入れないタイムで、ハッキリ言って勝負になりません。マラソンは五輪でも特に注目度の高い競技ですが、日本人選手を応援するなら、“何キロまで先頭集団にいられるか”を楽しむしかないでしょうね」(スポーツライター)

 “日本記録更新で1億円”というド派手なニンジンをぶら下げて話題になったマラソン界だが、数年後には帰化したアフリカ勢が日の丸をつけて走る図が想像できそうだ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/03/03 17:55
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