新型コロナ感染拡大の戦犯は安倍首相と加藤厚労相! 感染者を少なく見せたい意図が露呈
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、中国発の新型肺炎が広がり、先が見通せず、全人代も延期したのに、習近平主席は4月に予定されている訪日に意欲を持っているそうだと文春が伝えている。
それなら日本側が「来なくていい」といえばいいのに、文春によれば、安倍の秘書官今井尚哉がこの件を進めてきたため、いい出しにくいというのである。そんなことを気にしている場合か。そう思っていたら、やはり延期になった。
習近平もそれどころではない。安倍も、今来てもらったら、もてなしようがない。
五輪も諦めて、今は新型肺炎を拡散させないよう全力を尽くす時だ。
ところでニュースでも報じられたが、この騒ぎをいいことに、マスクを買いに来た中国人に、抱き合わせで高いものを買わせる悪辣なドラッグストアも出てきた。
文春によると、その一つが「コクミンドラッグ」という大手薬局チェーンだという。
一部の店でそういうことしていたと、「コクミン」側は認めたが、それは真っ赤なウソだと、従業員が話している。彼の話によれば、「今回は常務から店長へ直接電話で指示した」というのだ。
こんな店は、不買運動でも起こすしかない。
サン毎は、今回の唐突な安倍の学校閉鎖の意図は、「厚労省がPCR(遺伝子)検査に消極的だと感じます。夏の東京五輪を意識してなのか、どうも感染者を少なく見せたいという意図があるのではないか」
そう、上昌広医療ガバナンス研究所理事長がいっているが、それが安倍の狙いであること、間違いないと思う。
文春は、ダイヤモンド・プリンセス号の「恐怖の17日」というルポをやっている。この船は、イギリス船籍で、世界最大のアメリカのクルーズ船運航会社の傘下が運航しているそうだ。15泊16日で、1人当たりの旅行代金は25万円から138万2000円まで、横浜港を出て香港、ベトナム、沖縄などを回って戻ってきた。
客の8割が60代以上だそうだ。スマホを使わない人が多いため、新聞や雑誌が配られた。乗客たちは、感染者が出た後の対応のまずさや、船医が2人しかおらず、受診を希望する客が殺到してパンクしてしまったりで、感染者が増えてしまったのは、船側と厚労省側、特に「この集団感染は厚労省の対策怠慢による、一種の人災です」(50代の女性の乗客)と批判している。
2月19日から始まった下船でも、乗客たちに「14日間の隔離」を求めず、「2週間は健康状態をチェックしてください」という健康カードを配布しただけだったが、それも下船者たちは「もらっていない」というのだ。
予想された通り、その人たちは風評被害に遭っている。「近所の人から電話がかかって来て、『外に出ないでくれ』」といわれた70代男性。自宅のマンションの玄関に「クルーズ船の乗客が住んでいる」と張り紙をされた者もいる。
新潮は、まだ感染者数が3桁に留まっているのは、「検査を受けられる人が限られているから」(上昌広理事長)で、2009年に流行した新型インフルエンザは7ヵ月で1000万人を超えたというデータがあるから、「『隠れコロナ患者』も現時点で100万人程度いたとしてもおかしくない」(同)と見ている。
さらに情報公開が遅れているとも指摘する。日本人の死者も出ているのに、政府は誰一人としてその身元も公表していない。ダイヤモンド・プリンセス号で3人目の死者が出たが、「80代の男性」というだけで、乗客なのか乗員なのかもいわない。
現在、船に乗っている人数を厚労省に聞いても、「わからない」と答えるだけだ。ここでも遺族が望まないという理由だといい張るが、「行政の失態や過ちを伏せるための口実」(田島泰彦元上智大学教授)に使っていると勘繰られても仕方がなかろう。
WHOは、18ヵ月以内にワクチンを準備すると発表したが、それを聞いて安心する人はいない。
新潮によると、感染を心配している日本人に朗報があるという。ウイルスを半減させ、抗体を増殖する、簡単に手に入る日本の食材があるというのだ。
アオサがそれだ。アオサに多く含まれているラムナン硫酸という成分が、ウイルスの表面にあるたんぱく質を破壊する力を持ち、感染を予防すると、中部大学生命健康科学部の河原敏男教授がいっている。今晩、アオサを肴に一献やるか。
感染を拡大させてしまった「戦犯」を、文春も名指ししている。
安倍首相と加藤勝信厚労相だ。中でも、加藤は、リーダーシップも決断力もなく、節目節目で決断を迫られるたびに、安倍首相に判断を仰ぐそうだ。ポスト安倍にも名が挙がったことがあったが、今回の不手際で、その芽はなくなったと思う。
安倍のほうも責任感はないようだ。2月20日、船で感染した日本人男女2人が死亡したと発表されたとき、安倍は「政府一丸となって国民の健康を守る責任がある」と記者に語った後、六本木の料理店で、安倍応援団の金美齢など右派連中とともに、会食していたというのである(LITERA2月22日より)。
魚は頭から腐る。上がアホなら、子分たちにも感染する。小泉進次郎は、2月16日、全閣僚が出席すべき新型肺炎の対策会議を、地元横須賀で開かれた後援会の「新年会」を優先して欠席していたのである。会には妻の滝クリがサプライズ登場したそうだ。
家庭をそれほど大事にするのなら、大臣も政治家も辞めて、主夫に専念したらどうか。
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