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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > オードリー若林を饒舌にさせる番組
テレビウォッチャー飲用てれびの「テレビ日記」

オードリー若林を饒舌にさせる『あちこちオードリー』という異色のバラエティ

オードリー若林

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(2月23~29日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。  

ドラえもん「(映画の)公開が延期になりました」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府は全国の公立小中高校について臨時休校を要請した。各種のスポーツやエンタテインメント関連のイベントに対する自粛要請もあった。このような動向を受け、コンサートやライブなどで休止ないし延期が相次いでいる。

 テレビ番組にも影響が出始めていて、8日に開催される『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)は無観客になることが決まった。今後、観客を入れずに収録された番組を見る日々がやってくるのだろう。

 先週放送された番組にも、すでに余波は及んでいる。27日の『VS嵐』(同)では、出演した倉科カナと上白石萌歌が舞台『お勢、断行』の告知をし、「ぜひ劇場にお越しください」と呼びかけたが、次の瞬間、画面には次のテロップが映し出された。

「舞台『お勢、断行』は中止となりました」

 新作映画の公開に合わせ、29日に放送された『ドラえもん』(テレビ朝日系)の特番(旧作映画の放送)では、ドラえもんがテレビの前の子どもたちに次のようなお知らせをする場面もあった。

「3月6日、金曜日に予定していた、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開が延期になりました」

 今後、番宣俳優がなんの告知もせずに終わる、みたいな番組も出てくるかもしれない。状況が状況だけに仕方がないかもしれないが、中止や延期を迫られた出演者や制作者の無念を思うとやりきれない。

 とにもかくにも、いつまで続くのかよくわからないこの状況。こんなことになって家にいるしかないからテレビを見るほかない、という人も少なくないだろう。ニュースやワイドショーばかりでは気が滅入ることもあるだろう。こんなことになっていてもいなくてもテレビを見ている私から、今この番組が面白い、というのを少し紹介できればと思う。

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