長瀬智也退所でも『鉄腕DASH』継続? TOKIOの技を継ぐ後輩ジャニーズたち
長瀬智也に退所放送が出ているが、TOKIOの看板番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(以下『鉄腕DASH』/日本テレビ系)はどうなるのか。
そもそも山口達也が抜けた時点で、『鉄腕DASH』の存続は危ぶまれていた。山口はTOKIOメンバーの中でもひときわ出番が多く、大工の腕はピカイチで蓄積された知識も豊富、面倒見も良かった。
しかし山口離脱以降、『鉄腕DASH』にはジャニーズタレントのゲストが増え、今は若手も登場するなど番組に新たな風が吹き込まれている。
横山裕は“デキる助っ人”
『鉄腕DASH』に頻繁に登場するのが、関ジャニ∞のメンバー。昨年6月の放送では、城島茂と共に村上信五が「カツオの一本釣り」に挑戦した。
横山裕は「グリル厄介」という外来種を捕獲し調理するコーナーで活躍。“デキる助っ人”として頼りにされている。横山は『鉄腕DASH』を毎回観ているといい、2018年11月の回では、説明も受けずにハブを捕獲する道具の使い方をマスター。難なくハブ捕獲に成功する。
昨年2月の「グリル厄介」にも横山は参加、城島の到着が遅れたため、爬虫類学者の加藤英明さんと横山の二人だけでロケがスタート。横山は見事イグアナを捕獲した。TOKIOの冠番組なのにTOKIOが不在だとして話題になった一件だ。
V6のメンバーも時折番組に登場している。坂本昌行は昨年5月の「DASH ご当地PR課」で城島と共に陣場山のPRに励むが、川で釣りをする場面で坂本はエサとなる川虫に触ることを断固拒否し、笑いを呼んだ。今年2月23日の放送では、城島とダブルリーダーとして出演、深海魚を捕獲している。
また2月16日放送の「出張DASH村」には、井ノ原快彦が参加。国分太一と共に宮崎県を訪れ、国産アボカドを収穫していた。
Aえ! groupリチャード、もはや「DASH島」のスタッフ
ベテラン勢だけでなく、『鉄腕DASH』は若手ジャニーズも健闘している。
なかでも今年1月にデビューしたSixTONESの森本慎太郎は今、番組ファンの間で注目の人である。なんと森本は「ヌタウナギの内臓抜き」の後継者に任命されたのだ。
今月2日と23日の放送に登場した森本は、城島、松岡昌宏と一緒に食材を獲るために海へ出発。
2日の放送では、一行はサザエを探し始めるが、当然、海水は冷たい。しかし、森本はTシャツと短パン姿で海に飛び込み、ものの数秒でサザエを捕獲。サバイバルの才能を見せつけた。
さらに23日の放送では、海でヌタウナギを捕まえるが、城島は森本にある技を伝承すると明かす。その技とは、吊るされたヌタウナギから素手で一気に内臓を引き抜く……というものであった。これはヌタウナギを保存するために必要な作業で、できるのはTOKIOメンバーの中でも城島だけだ。
まずは城島が手本を見せるが、森本は顔をしかめ、首が痒いとクネクネ。しかし回数を重ねるごとにメキメキと上達し、技を習得。城島から「ヌタウナギの内臓抜き」を継いだのだった。
もうひとり、“もはやスタッフ”並みに「DASH島」で活動している若手ジャニーズがいる。関西ジャニーズJr.内のグループ・Aえ! groupの草間リチャード敬太だ。
リチャードは昨年の5月、なぜか「新人 草間 通称:リチャード」というテロップでしれっと登場。他のスタッフと共に黙々と島の開拓に励んでいた。出演の予告もなく、ファンは相当びっくりしたようだ。
そして昨年9月についに、Aえ! groupの草間リチャード敬太だと紹介され、今はTOKIOメンバーからいじられるキャラとして番組に定着している。
今後もし、長瀬智也が本当に退所するとなると、TOKIO解散の可能性も考えられる。しかし今の『鉄腕DASH』はTOKIOだけのものではない。グループの垣根を越えてジャニーズタレントたちが活躍し、「“TOKIOの”鉄腕DASH」にこだわらなければ、番組の存続は十分可能なのではないだろうか。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事