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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > クロちゃん×豆柴に賛否の声も
モンスターアイドルレビュー【特別編】

クロちゃん、水ダウ発アイドル「豆柴の大群」アドバイザー就任が決定! 賛否の中、番組とのコラボは今後も続く?

豆柴の大群は渡辺&クロちゃんの2人プロデュース制で行く?

 2月19日23時、クロちゃん vs WACKの勝敗が明らかになった。結果は「ろけっとすたーと」が約469万回再生で、「大丈夫サンライズ」は約371万回再生。約100万回の差をつけ、クロちゃんver.が勝利を収めたのだ。この民意を反映し、クロちゃんはアドバイザーとして、豆柴の大群に今後も関わっていくことになる。

 正直、曲のクオリティが高いのは「大丈夫サンライズ」だったと思う。しかし、あまりにWACKっぽかった。豆柴よりBiSHに歌わせたい曲だ。ただ、個々のメンバーで見ていくと、クールビューティーなナオ・オブ・ナオが似合うのは「ろけっとすたーと」よりこっちだと思う。

 アイカ・ザ・スパイとミユキエンジェルは絶対に「ろけっとすたーと」が似合う。色気のあるナオはクロちゃんver.の方向性だとしんどい印象を受けるが、それとは対照的だ。聴いてるほうも、クロちゃん主導でこの手のカワイイ系楽曲が続いていくかと思うと、正直キツい。クオリティも前曲「りスタート」のほうが高かった気がする。

 やはり、クロちゃん&渡辺の2人プロデュース制で、“カワイイ系”と“カッコいい系”の両輪を回していく手法が最も据わりがいいと思うのだ。異なる2つの方向性があれば、メンバー全員の個性が生きてくる。「ろけっとすたーと」勝利は、もしかして最善の着地だったかもしれない。

水ダウ×豆柴のコラボ、賛否の中で今後も継続の予感

『水曜日のダウンタウン』放送に先駆け、“クロちゃん vs WACK YouTube対決”の結果が豆柴の大群YouTubeチャンネルで発表された。動画を見ると、クロちゃんがいたほうが豆柴のためと理解しつつ、負けた事実を素直に悔しがる渡辺氏の姿が印象的だった。

 また、コメント欄を見ると「クロちゃんがいないと豆柴は売れない」という声が多数見受けられる。渡辺氏も、豆柴への過度な注目度はクロちゃんありきの現象だと気づいているはずだ。水ダウでロケットスタートを切った豆柴がWACKのツアーを回る中で他グループのファンに認められ、本当の人気を獲得していく、という流れが本当の理想だと思う。 

 気になるのは、豆柴の大群と『水曜日のダウンタウン』コラボは今後も続いていくのか? ということ。SNS上では、クロちゃんと候補生らの泥沼が本筋の「MONSTER IDOL」ならまだしも、プロデュースにまでは付き合いきれないという視聴者からの声がチラホラ見受けられる。WACKのプロモーションに水ダウが使われることを歓迎しない層は確実に存在するのだ。

 また、同番組の公式予告をチェックすると、今夜放送回では豆柴について触れられていないことがわかる。『水曜日のダウンタウン』と豆柴の大群の密なコラボが続いていくか、現時点ではクエスチョンマークだ。

 しかし、それにしては豆柴の大群の公式チャンネルの動画が妙に面白いのだ。特に、アイカ・ザ・スパイが太った事実にクロちゃんが気づき、執拗にアイカを詰めて泣かせてしまったくだり。これを容赦なく流してしまうのはさすがWACKだし、メンバーとクロちゃんと渡辺氏によるドキュメント風ミニコントのような内容は見どころ満載だった。

 やっぱり、YouTube動画の撮影にも水ダウのスタッフが協力しているのではないか? なんだかんだ、水ダウと豆柴の蜜月は今後も続いていく気がする。

 2月14日放送『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)では、整形外科医・藍田一平役を演じるネプチューン・堀内健が豆柴の大群のパーカーを着てドラマに出演していた。TBSと豆柴の大群のコラボは、初期モーニング娘。を局を挙げてプッシュしたテレビ東京との関係性を少し思い出させる。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2020/02/26 14:00
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