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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 嵐の北京中止、決断遅れたワケ

“公式サイト”で発表の謎!? 嵐の北京公演中止、ジャニーズがなかなか決断ができなかったワケ

 人気グループ・嵐が今春開催予定だった中国・北京公演を中止することを17日、公式サイトで発表された。

 同サイトでは、「2019年11月3日に発表いたしました、嵐の北京公演に関しまして、皆様にお知らせがございます」と切り出した。

 そのうえで、「昨年より、中国・北京で嵐のコンサートを開催するため、中国の主催者側にもご協力を頂き準備を進めておりましたが、この度の新型コロナウイルスの感染が拡大している状況に鑑み、関係各所の皆様と協議を重ねた結果、今回の開催は断念することになりました」と告知した。

 この発表を受け、メンバーの櫻井翔は同日夜、キャスターを務める日本テレビ系『news zero』で中止について言及。「断念せざるを得ないということは、コンサートを楽しみにしてくださっていたファンの皆さんの気持ちを思うと断腸の思いというところです」と胸中を明かした。

 年内いっぱいでの活動休止を表明している嵐にとって、これは痛い決断だった。

「北京公演は残り少ない活動休止前の公演の1つで、国内でチケットが取れずに、北京公演でチケットを当てようと思っていたファンもいたはず。国内では公演のチケットとセットにしたツアーも組まれたはずで、実施していたら入ったはずの莫大な収益が一気に吹き飛んでしまいました」(音楽業界関係者)

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中国で、メンバーとファンへの“感染リスク”を考えたらかなりの英断と言えるが、発表の文面にはジャニーズ事務所の思惑が見え隠れする。

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