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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 新感染症を甘く見ていた安倍政権

国立感染症研究所の予算が大幅に削減されていた!? 予算配分でも新感染症を甘く見ていた安倍政権

イメージ画像/出典:Hamatti

 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる新型肺炎は全世界に拡大し、連日、トップニースとなっている。

 そんな中、国内で新型肺炎の拡大防止に重要な役割を担っている国立感染症研究所(NIID)の予算が大幅に削減されていたことが明らかになり、話題を呼んでいる。

 2003年のSARSコロナウイルス、15年のMERSコロナウイルスを上回るスピードで拡大を続ける新型コロナウイルスによる新型肺炎は、1月31日にはWHO(世界保健機関)が緊急事態宣言を出すなど世界的な拡大を見せ、マスクが品不足となり薬局の店頭から姿を消すなど、日本人の生活にも影響を与えている。

 国内では、この新型コロナウイルス対策の専門機関となるのがNIIDだ。同所は感染症を制圧し、国民の保健医療の向上を図る予防医学の立場から、広く感染症に関する研究を先導的・独創的かつ総合的に行い、国の保健医療行政の科学的根拠を明らかにし、支援することを目的に設立された。同所は1月10日、特設サイトを設けさまざまな対応を開始しており、1月末には、中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスの分離に成功。感染機構や病原性を解析し、ウイルス検査法・抗ウイルス薬・ワクチンなどの開発を進めている。

 ところが、このNIIDが安倍政権の合理化計画の推進により、人員減、予算減が行われていたことが明らかになった。

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